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2009年11月09日

11月9日 まさか(3)。。。



俺の思い描いた通りに事は運ぶ。全てが順調だ。
業者との癒着などどこでもやっているはずだ。
俺は悪い事をやっているとの思いは全くと言っていい程なかった。







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リーマンショックが起こった。うちの会社も襲われた。
それは突然であり全く予測すらできなかった。
途端に生産量が減った。作っても売れないのだから生産を減らすしかない。
以前があまりに調子良くフル生産の状態がしばらく続いていた。
このまま続くとさえ思っていた。
生産量増加に伴い積極的に設備を更新しそして増設も行った。
次々と新規の設備を取り入れた。それも長きに渡り行った。
その間殆どあの業者を使った。工場内の不満などそっちのけで使った。
俺の懐を温めるのはその業者はどうしても必要だった。
設備するたびに無心し懐に入れた。多分その懐のお金の出どころの一部は
会社への請求と変化しているはずだ。
だがそんなことどうでもよかった。自分の金にさえなればよかった。
多分俺だけではない。上司もある程度はやっていたはずだ。
それにものづくり日本で他にも業者へのたかりはいくらでもいるはずだと
勝手に思い込んでいた。
うちも民間だし相手も民間だ。手が後ろに回ることなどない。
それに業者だって注文貰えるのだから決して悪いことなどしていない。
それは何度か繰り返すうちに多分麻痺していたと思う。
懐に入ったお金は途端になくなる。使った。又いずれ入ってくるのだから
思い存分使ったと言ってよい。
このまま続くのであり決して終わることなど考えもしなかった。
それだけ景気良くフル生産がしばらく続いたとも言える。

ところがだ。事態は急転したちどころに周りは変化した。
それは突然であり瞬く間に状況は変わってしまった。
リーマンショックのおかげで生産量はたちどころに2割程度になった。
その減産はしばらく続き今後増える見込みがない。
このままでは会社経営すら危うい。
今までの設備費用の負担も大きくこのままでは立ち行かない。
社長が先ずやったのが俗に言う派遣そしてバイトの首切り。
これで先ずかなり人員が減った。
次には何と思いもしないことが起きた。まさかと思う事態が起きた。
何と俺の上司の首が切られた。何と俺の言う事を聞いてくれていた上司がいなくなった。
これにはさすがに驚いた。まさかとは思うが。
今だに上司が辞めさせられた理由は不明だ。
しかし、もしかした業者癒着がばれたのかと俺は内心ひやひやしていた。

これで終わりかと安心していたらとんでもない。
社長は俺ら幹部クラスを呼び集め思いもしない発言をしたのだ。
お前らが辞めろと。もし辞めたくなかったら工場の人間の首を切れと。
これには驚いた。今の時期にこの年齢で会社首になってどこに行くと言うのだ。
このご時世に職などない。それは俺だけでなく幹部クラス皆同じ思いだ。
結局俺達は泣く泣く若い人間の首を切った。これはかなりきつかった。
一緒に仕事をしてきた仲だ。俺とて情がある。
しかし、現実は無残だ。会社が潰れれば俺達とて職がなくなる。
俺には妻子があり生活せねばならない。皆同じ思いだったと思う。
俺達幹部クラスは泣く泣く若い人員の首を切った。
これで工場内の人員は結局半分以下に減った。

しかしだ。俺だけはこれだけで済まなかった。
周りの突然のあまりの変化に驚いたいたのだが俺だけは
次に起こるべくして起こったのも知れない。

それ以降新規の設備ができるはずもない。それに機械設備の稼働率はかなり低く
修理もない。
あの業者へ注文を依頼することは当然のごとくなくなる。
その業者だけでなく出入り業者への注文は減りそしてなくなった業者もある。
会社はあの業者が設備行った銀行借り入れの支払いで苦しんでいる。
だが業者にしてみれば関係がない。俺に個人的に要求してきた。
それは何度も。会社に足を運び俺を責め立てる。
貸した金返せと。今まで渡した金全て返してくれと。
それでなければ注文くれと。会社にばらすぞと。
俺自身はくれた金だと反論した。ところが業者は言う。やった覚えなどない。
全て貸した金ではないと。返してくれなければ何か注文くれと。
今の状況では設備などするはずもなく。機械は動いていないのだから修理する箇所すらない。
注文を出せるはずもない。それに会社が今の状態ではできるはずもない。
執拗だった。その業者は執拗に俺を追いたてる。
必ず最後に捨て台詞を吐く。注文くれなければ会社に過去をばらすぞと。
多分注文貰いたいがためにそう言ってるはずだが。
業者が会社にばらせばその業者は出入りができなるはずだ。
しかしだ。業者がばらせば確実に俺は首になる。その際もしかすると俺は会社から
何らかの要求を突きつけられるかも知れない。
だがその業者は執拗だ。電話はもちろん会社に顔を出す。
俺は悩んだ。でもどうすることもできない。誰にも相談できない。
しかし、ついにある人物に洗いざらい真実を話すことに決意する。。。


さあ。その後どうなったでしょうか。ご想像にお任せします。
今回で今シリーズおしまいです。



それでは又です。


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2009.11.9 by 博多の森と山ちゃん