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2008年07月16日

7月16日 根性。。。



「まずい。 エロージョンが頭から抜け落ちていた。」
管内流速をいくらなんでもこれほど落とすことは不可能だ。
熱伝導率を考慮し一時は銅管を這い回すべく試しにほんの少しではあるが部品一部を
作ったが瞬時にあきらめる。
決断後の行動はいつもながらあいつ女性専務の町工場は素早い。
それは全くの未練などあるはずもなくましてや根性とか大和魂とか日頃忌み嫌う
全くの理論なしの行動ではないのだから。。。



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2008年07月03日

7月3日 何。。。



「いかんいかん。眠くなってきやがった。」
CADソフトを操りながらパソコン画面を睨んでいたあいつ女性専務の瞳に瞼が落ち行く。
ここ最近は取扱説明書、見積書そして図面描きと事務所で格闘する時間に追われる。
本来最も大切である外出先からの情報集めのための時間がなかなか割けない。
焦りを自分自身への怒りに似た感情へ変化させいつしか時の流れと共に
諦めへと心が誘う。



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2008年07月01日

7月1日 如何ですか。。。



「もう7月か。」パソコン画面を睨みつけながらあいつ女性専務は呟く。
画面に映し出された線と点の集合体の図面は何度も消されては浮かび上がる繰り返しの
模様だ。
その模様のもとにあるあいつのアイデアは図面化されるが即座に変更される。
「一体いつ出来上がるんだ。これでは肝心の乾燥機の図面描きが遅れるだけだ。」
怒りにも似た焦りを自分自身へとぶつけながら短い髪の毛を掻き毟る。



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2008年06月29日

6月29日 ステンレス製スクリューコンベア駆動部全てを覆う。そしてやはり(4)。。。



ステンレス製スクリューコンベア。
駆動部は安全第一を考慮し可能な限り覆う。
もちろんチェーンカバーには油注し口は取り付けてある。
後は警告ラベルと貼ると出荷を待つのみ。
既に我が九州は福岡、博多の町工場は次のものづくりに入っている。
当たり前だが。。。




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2008年06月26日

6月26日 やはり(3)。。。



あいつ女性専務はコンベア下に設けられてある小屋へ辿り着くと
扉を開け周りを見渡す。鍵が掛けられてなかったのは幸いした。
あいつの九州は福岡、博多の街の町工場は何度も盗難の被害に遭った。
その度に警察に出てもらい指紋、足跡まで取ってもはもらったものの
結局犯人は捕まらずじまい。
この山間の田舎では泥棒はいないのだろうか。



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2008年06月24日

6月24日 やはり(2)。。。



車に駆け込む頃は土砂降りだ。
コンベアからわずかな距離にかかわらず全身びしょ濡れになる。
あいつ女性専務は一刻も早くこの地を抜け出そうとセルを回しエンジンをかけると
即差にアクセルを踏む。
滝のように降り注ぐ雨のためむき出しの土は束の間、一面川のようになりあいつの車の前も左より
低い地へ向かい泥水が怒涛の如く流れ去る。
幸い車を出発させた地点は硬い土質だったのだろう。難なく車を発進させUターンすると
ワイパーを最大速度で動作させフロントガラスを叩きつける雨の円形の大群より垣間見れる
前方を睨み付けながら帰路を急ぐ。



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2008年06月22日

6月22日 やはり(1)。。。



「まずいな。小雨がいよいよ本降りか。」
あいつ女性専務はトラス構造の幅広のベルトコンベアのエキスパンドメタルの
歩廊の上に立っている。
地上からは約5M程度の高さであろうか。
この山間にある工場にはベルトコンベアが何十台と屋外に設置されているが、
幸いな事にどれも簡易的にスレート屋根が張り巡らされている。
あいつ女性専務は屋外で地上高く2本足で立ってはいるが、その屋根のお陰で体
を覆っている作業着がずぶ濡れになることはない。



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2008年06月16日

6月16日 あいつの個人的な不祥事。。。



本日の内容はあまり心地の良いものではありません。念のため。。。




呼吸するのさえつらかった。
けたたましい遠吠えがあいつ女性専務の聴覚を台無しにし、一呼吸ごとに襲う
頭痛が体全身をもだえさせる。
吐き気は束の間の休憩を一切与えずあいつがいくら体内におさめられた食べ物を
吐き出そうと容赦しない。
ついには予測はすでについていたが出す物がなくなった以上当然のごとく真黄色の胃液を
全身に冷汗を掻きながら嗚咽の悲鳴とともに口元から垂らす。
その嗚咽にも一切構うことのない吐き気というふんだんに体のエネルギーを奪い去る
あいつに与えられた苦痛はとめどもなく、ついには反吐(へど)胃液の色は鮮やかな黄色から
いつしか黒色を帯びあいつ自身を更なる驚愕の心地へ誘う。



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2008年06月12日

6月12日 一品料理。。。



あいつ女性専務は昨日の雨が真赤な嘘のような真っ青な空のもと
早朝ベテラン職人と九州は福岡、博多の町工場をいで立つ。
何件か客先を慌ただしく駆け廻る。
結局帰社した時間は夕刻なれど思い出したかのようにかなり遅い昼食の弁当を
ほうばる。
食べ終わるとまたしても我が町工場の事務所を出る。
既に梅雨入り宣言は出されたはずの北部九州の地で束の間と言うべきであろう
青空に夕日が染み入り始める時間なれど構わずに。。。



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2008年06月10日

6月10日 まさか(7)。。。



彼は突然あいつに向かい言い放った。
「今は幸せかい。」
あいつは当然幸福であり何も起こらない日常こそが最も有り難い一瞬で
それ以上何も望むことはない。
時はあいつそしてあいつの周りを常に豊かな心地で包んでいるのであり
不幸という言葉はそう思う貧弱な心の持ち主の責任に違いない。
幸せな人物からは不平、不満そして愚痴を聞く事はなく慈しみが漂う。
あいつは自信をもっていつも答える。
「いつも幸せよ。」と。



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2008年06月09日

6月9日 手強い材質ステンレス角丸シュートの製作。そしてまさか(6)。。。



この角丸シュートは少々手間暇掛っています。

















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2008年06月06日

6月6日 まさか(4)。。。



電話の内容はあくまでも仕事のことであり個人的内容などなかった。
当たり前だ。何を期待しているんだ。
あいつ女性専務は自分ながらにあきれる。
どうしても過去のまばゆい出来事を忘れられないでいる。
だが今現在の自分自身の社会的責任の重さを考えれば甘酸っぱい二人だけの秘密など
どこかへ放り投げ無残にもずたずたに壊してしまわねばならないはずだ。
あいつのやらなければならないことが山ほどある。
町工場の皆の人生はあいつの肩にかかっていると言っても過言ではないのだ。



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2008年06月05日

6月5日 まさか(3)。。。



声を掛けられ驚く。
今度見掛けたら勇気を出し話しかけようと思ったその人物から声が掛る。
一瞬の戸惑いは瞬く間に消え去る。
彼は昔のままだった。柔らかな口調。笑顔。髪の毛をなでる仕草。
少し低い声のトーン。目じりの皺が増えたがそれ以外は昔のままだった。
相変わらず言葉少なだった。あの頃もほとんど私がしゃべった。
今回もそうだったような気がする。声を掛けられた方が言葉が多かったようだ。
口元からは滑らかに次々と言葉が出る。
当初は敬語だったが次第に丁寧な言葉は消え楽しかった過去の囁き合った口調に戻る。
まるで流れた歳月は嘘だったかの如くに。



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2008年06月03日

6月3日 まさか(1)。。。



後ろ姿を目で追う。
「もしかしたら。」あいつ女性専務は今しがた近くを通り過ぎたその背恰好に
気を取られる。
気づかれぬよう後ろをつける。
「やはり間違いがない。あの後ろ姿。少し首を右に傾けて歩くその仕草。」
しばらくその人物の後ろを密かに歩く。



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2008年05月30日

5月30日 予感(1)。。。



一息つく間もなく次の案件に取り掛かる。
我が九州は福岡、博多の町工場から出荷したこの製品は既にある程度前金は入っている。
その金額に安心した感はある。それも手形ではなく現金だからだ。
既にネットを起点とした取引は日常茶飯事であり金額も何千万円代でも何ら驚く要素は
見当たらない。
もがき苦しみようやく成功させた過去はある。
それは既に経験済みであり又同じような事は起きないだろう。
我が町工場誰しもが疑わなかった。
既に近郊、遠方関係なしに日本国内、いや海外案件だとしても何ら疑問視しないまま
物件を進捗させる。
ようやく終了したこの案件。
先ずは大金が振り込まれたことにより安堵し、そしてその行動により相手の存在自体に
尊敬の眼差しを注いでいたのだ。



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2008年05月18日

5月18日 今日ももちろん。。。



抜群の美貌を誇るあいつ女性専務はもちろん本日も仕事に勤しむ。
あいつの本日の零細町工場の役目は現場工事でありそれも二手に分かれ
実行だ。
真っ赤なミニスカートで色白のスラリと伸びた御足をほんの少し隠したあいつの組は
早朝より高速道路を疾走し遠方へと向かった。
最近の野外での現場活動により天より降り注ぐ紫外線のため顔色は
あいつを含め町工場職人も皆真黒だ。
それが粋でいなせでその姿に誰しもが惹かれる。特にヘルメットをあまたに載せ
一心不乱に働く姿には。



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2008年03月31日

3月31日 何とか年度末最終日納品終える。股いや又しても(最終話)。。。



実際製作を始めその工程状況でしか納品日が把握できなかった年度末最終日納品要請の
まれにみる短納期ベルトコンベア。
お陰様で本日何とか電気工事、蛇行調整等最終調整そして試運転までこぎつける。
無事本日3月31日納品完了。
関係各位本当に有難う御座いました。感謝に堪えません。


ひとまず安堵の溜息をついているところだ。
しかしもちろんゆったりと安寧の心地に浸る暇などない。
明日からは遠方へ泊まり込みでの現場出張工事だ。

しばらく今ブログは更新されませんがどうぞお許しを。。。



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2008年03月27日

3月27日 既に次なるものづくりが工場を占領。そして股いや又しても(5)。。。



最たる美貌のあいつ女性専務は真っ赤なミニスカートでほんの少し隠したスラリと伸びた
魅惑の2本足で日頃客先へと彷徨い歩く。
いつの時代でもそうであるが特に最近企業間格差の大きさに身に染みて感じ入る。
儲かっている会社そして四苦八苦の企業。
昨今の時代背景の影響ももちろんあるであろうが時は常に変遷を重ねその動きに
追随しながら変化を続けている会社ほどどうも元気があるようだ。
あいつの女性ばかりの零細町工場とて常に客先の動向を掴んでおかねば
ついぞ客先そのものがこの世から消え失せることが日常茶飯事の現代に
巻き込まれると最たる弱者である小さな町工場は一瞬にして吹っ飛ぶ。
情報とは常に外、その客先にあり決して社内、セミナー、仲良し懇親会などには存在しない。
ある団体に属する暇があれば新規のお客の開拓に励みその継続に時間を割く。
ものづくりを続ける限り次なるものづくりのアイデア、ヒントをその客先より聞き出す事こそが
常に変革を続けそして生き残るための最も重要な手段であるのは書くまでもないであろう。




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2008年03月23日

3月23日 股いや又しても(4)。。。



最たる美貌を誇るあいつ女性専務はもちろん本日も知識労働に勤しむ。
確かに3月年度末と言うこともあるが昨今の慌ただしさはこれまでにないものだ。
あいつの女性ばかりの町工場は当然ながら何件も同時進行だ。
それは常なる一品料理の動くものづくりであり当然ながら動く機構、仕組みが重要だ。
其の考えを一気に束ね視化させる出発点である図面は重要な役割を占める。
動くものづくりを図面化させるにはやはりアイデアが欠かせない。
熟慮し頭をひねり存分に脳を活性化させ次なるものづくりアイデアを捻り出す。
重要不可欠であるが故に四六時中頭にその動きを思い浮かべる。
そこには決してくつろぐ休暇など悠長な時間があるはずもない。。。


実のところゆうくり休みたかです。



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2008年03月09日

3月9日 股いや又しても(2)。。。



やはり静かだ。
ただひとり事務所内で佇む自分に向かう音色は天井に設置された暖房機の運動音そして
壁に取り付けられた換気扇の風切り音のみか。
いや違う。
壁掛け時計の時を刻む音も明確に耳へ入る。
外からの騒音はたまにしか聞こえず飛行機そして自動車のエンジンそして走行音。

だが、総じて本来それのみで生きてゆけるはずの自然音は一体どこへ行ったのか。
いずれ自然音と人工音の区別など必要なく懸命にかき鳴らしている静寂なる
自然の音色を聞くことすら拒否する時代がやって来るのであろう。
もしかすると本来備わるべき人間と言う生物の聴覚の感覚は既に退化への道を
ひた走っておりそれこそ人間は一歩一歩生物と言う存在から次なる生き物への変遷を
辿っているに違いない。
自然界からひたすら隔離された未来の人類とは如何なる進歩を遂げのか。
それとも進歩とは全く逆の道を進むのか。

コーヒーカップを右手に取る。そして口に入れる。
味わいは紛れもなくインスタントであるがコーヒーである。
どうも紛れもなく私目はこの世でまだ生きているようだ。



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2008年03月08日

3月8日 股いや又しても(1)。。。



番外弱者である際立つ美貌を誇るあいつ女性専務の女性ばかりの町工場は
常に次なる戦略を練る。
魅惑のスラリと伸びた2本足で稼いだ情報によると今年の夏もよリ一層熱き戦いに
なりそうなのが「ドライミスト噴霧冷却」
昨年の暑い夏は弊社もこのドライミスト、濡れない水の戦略に乗りかかり、実のところ
かなり恩恵を受けた。

特にあるノズルメーカーの先陣を切ったファン式ドライミスト装置はかなりの台数が出回った。
一番煎じの恩恵を存分に浴びたわけだ。
当然ながらそのメーカーを挫くため他メーカーも次々と新製品を出す計画は既にあいつの
耳に入っている。

女性ばかりの我が町工場ももちろん力を入れる。
さすれば今年の夏はしのぎを削る戦いのため、より一層熱くなるのはやはり嘘偽りではない。



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2008年03月01日

3月1日 雲か~。。。



最たる美貌の女性専務は本日は事務所に閉じこもりひたすらパソコン画面との格闘だ。
CADソフトを操り次なる構想の図面化に勤しむ。
いつしか壁時計の針の動きに目をやり刻まれた数字への指示を頭に入れる。
現在の時刻を把握すると事務所の階段を駆け下りアスファルトの道へと足を入れる。



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2008年02月25日

2月25日 そうだよね。今日(きょう)は。。(2)



週の初めである月曜日はより一層慌ただしさが増す。
もちろん最たる美貌のあいつ女性専務とて同様でゆったりと席を温める暇などない。
スラリと伸びた魅惑の2本足で外へと出向き本日は現地での打ちあわせだ。
出るべきところが出た抜群のスタイルのあいつは今回も女性ばかりの
我が町工場から職人を連れ出す。
頑固な職人をなるべく客先へ連れて行くことにより関心を外へと向けさせる。
本来の指導者は紛れもなくお客様なのは書くまでもない。



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2008年02月24日

2月24日 そうだよね。今日(きょう)は。。(1)



相も変わらずあいつ女性専務は今日も知識労働に励む。
平日は外に出る機会が多く中々自分の席を温めることができない。
そのため日曜日と言う国民の休日こそが最たる美貌を誇るあいつにとって
恰好の仕事日なのだ。
静かなる休日こそがあいつにとっては最も都合が良い労働日なのだ。



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2008年02月11日

2月11日 散策(2)。。。



本日の通勤時は昨日日曜日よりは車通りの多さを感じる。
3連休とは言え本日は祭日だ。
一応は国民の祝日と名づけられてはいるが実際は業務を行っている会社は
周りには多く存在する。
御多分にもれずあいつ女性専務も相変わらず休みなしで仕事に勤しんではいる。
だが、その仕事がはかどっているかと言うと疑問符が付く可能性があるのだから
早々に昨日の誰も読んでいないそこはかとない物語の続きを書くことにしようではないか。




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2008年01月23日

1月23日 坂。。。



目鼻立ち整然な艶やかな美貌のあいつ女性専務に又しても困難が襲い掛かる。
それは突然でありとてつもなく大きい。
ようやく一つの山を乗り越えたとあいつ自身は少なからず安堵の心地に浸っている
ところだった。だがやはり現実は決して容赦はない。
いつもながら引き起こる突然の驚愕の出来事であり又しても更なる困難に立ち向かわねば
ならない。
それこそが生きている証であり着飾った衣服が引き裂かれようと這いつくばっても
ひたすら前進を試みる。



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2008年01月20日

1月20日 息子。。。



最たる美貌を誇るあいつ女性専務は本日独り静かに図面描きに勤しむ。
可憐で艶やかに施した化粧でその美しさはひときわ輝く。
ほのかに漂う香水の香りのもと図面内容は中々進展しない。
ようやく完成に近づいた途端根底を覆す誤りに気が付く。
それは天の知らせであり訂正せずに事を進めればそれこそ大きな失敗にという
2文字を背負わねばならなかったのだ。
抜群のスタイルをなんとか納めた紺色の作業着のもとあいつはまた一から出直しだ。
しかし、もう既に外は暗闇が襲っているではないか。



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2008年01月16日

1月16日 見える。。。



さりげないその仕草にいじらしさを感じふと佇む。
可愛らしさの中にあるふてぶてしさが独特の雰囲気を醸し出す。
頼りなさそうで堂々としている様に見える姿は相矛盾するはずの干渉をも
いとも簡単に同居させそれこそが一つの人格だとさりげなく主張する。
やはり最たる美貌のあいつ女性専務は控え目なさりげない気品が
魅惑であり魅力のようだ。



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2008年01月14日

1月14日 旦那。。。



「今日で世間で言う3連休も終わりか。明日から又喧噪の日々が始まる。」
類まれなる美貌のあいつ女性専務は図面内容が映し出されたパソコン液晶画面を
眺めながら呟く。
最近は現場で力仕事をする機会がめっきり減った。
あいつは連日知識労働でただひたすら新たなる動くものづくりを追い求め
次なる製品化に渾身の力を注いでいる。




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2008年01月13日

1月13日 H細胞。。。



あいつ女性専務の九州は福岡、博多の女性職人ばかりの町工場の道具入れの棚に
掛けられたデジタル式照明電池駆動自動超音波式日めくりカレンダーのデジタルの数字は
23HH年H月H日の日付を示していた。



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2008年01月06日

1月6日 宿題。。。



最低限の正月休暇中の宿題を何とか終え、最たる美貌であるあいつ女性専務は
ほっと溜息を付く。
明日からはあいつの女性職人の集合体である町工場も仕事始めだ。
今年は如何なる一年になるかなど悠長な事を言っている暇などない。
町工場が存在する限りベテランも可愛らしき若き女職人皆の飯を食わせて
行かねばならないのだ。



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2008年01月05日

1月5日 今年は鼠年です。。。



あいつは正月休暇中の宿題を何とか終わらせようと必死だ。
体を動かしその行動により結果を即座に推し量れる量産品の生産現場とは
異なり頭脳のみの仕事はそのためにかかる時間の推定があいつには難しい。



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2007年12月23日

12月23日 続きを書こう。。。



誰も興味一つ示さぬ決して面白くもなきイニシャルH型SF物語の続きを書こうとしている。
その格式の違いでSFとは到底言えないとの罵声を浴びつつも今現在今ここで
書き記そうとしている。
これこそが本来人類に備わった勇気でありそして壮大なるものづくりへの愛と魂であると
錯誤、錯覚しているのは書くまでもないであろう。
だが、今ここで書き記すのは事実であるし決して嘘、はったりではない。
虚栄心、世間体など邪魔になるだけであり今日こそは散髪に行かねばとどこかで羞恥心に
駆られているのも夢、うつつではない現在、今瞬時の事実なのだ。

だから何なんだ!!。。。



2007年12月16日

12月16日 感情。。。



ロシュ限界はあらかじめ計算尽くされており局所のみで見られる等価原理を
衛星間の潮汐力を利用しブラックホール随時発生させるによりあらゆる空間時刻を
自由自在に操るのはこの時代では最早珍しくはない。
重力間に発生する潮汐にニュートラルネットを張り巡らせる
人間の脳細胞に接続された神経ネットにより超音波と電磁波、光波の融合が重力
そのものまでも制御できる。
この事により人類はあらゆる空間そして時刻に移動できるがあくまでもそれは
人類の5感全てへ刺激を常に与えられた錯覚であり実物であるが本物ではない。



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2007年11月23日

11月23日 彼女ら。。。



「貧乏暇無し」で利益が上がっていなければその本人が咎められるだけだ。
誰の責任でもなくもし言い訳でもしようものならその人物こそが失格の烙印を押される。
お金をもらう瞬間こそがその会社の輝ける時でありそれ以外の能書きは一切いらない。
常に客先の解決方法に全力を注ぎ競合他社の動きを常に頭に入れる。
儲け以外に会社は生き残る事などできるはずもない。



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2007年11月19日

11月19日 帰路。。。



地平線より下方へ落ちた太陽の変わりに今では月明かりが柔らかな輝きで
あいつの徒歩での帰り路を照らす。
アスファルトの藍色さえ暗闇の漆黒の色へと変化しうる夜と言う帳にひと際寂しさに
苛(さいな)まれる。
人工的な町並みでは夜間の澄み切った空を見上げようと星の集合体のきらびやかな
輝きは届くはずもない。既に満天の星空と言う代名詞はこの町では死語だ。
それは街灯で照らし出される昼夜問わずの可視光線が人間を常に表へと導き出している
理由によるだろう。



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2007年09月17日

9月17日 思い込みが思考停止の原因なのか。。。



それは当然緊急に対応するべきであるし、責任の一端は少なからずこちら側にも有る。
私の発言により行動は開始され、結果も設置後即座に明確に目の前に映し出された。
露になった結果内容に基づき行動するのは至極当然であり誰一人として反対意見を
述べるべきではないし、又述べることは出来ない。
十二分に理解しそして我々も至極当然に行動を開始する。
それこそがものづくりの源泉であるはずだ。
熱い情熱へと繋がる未来を既に頭に思い浮かべているその事実が
ものづくりの根元に生(は)えているものだと誰が否定できようか。




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2007年09月08日

9月8日 そして皆既月食の日に 続き スペースシャッフル完成。。。



いよいよロジェクトHが始動しその中心に据えられる宇宙船スペースシャッフルの
開発製作は始まった。
しかし、瞬く間に完成した。
その地は九州は福岡、博多の町工場。博多駅、福岡空港のすぐそば。
まさかこの地で密かにスペースシャッフルが作られていようとは一体誰が
予想できようか。一体誰が見つけることが出来ると言うのだ。
だが無事開発成功の上完成させた。短い期間で何と作り上げたのだ。
日頃短納期に追い回されいるという慣れもあったのだろうか。
やはり連日徹夜だ。睡眠時間そこそこに。
目の輝きだけは失わずに。体は疲れ夢遊病者の如くに成り果てようと
ものづくり情熱だけは決して失うことなく体だけは必死に動かす。



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2007年09月02日

9月2日 そして皆既月食の日に 続き。。。



世界陸上大阪でドライミスト噴霧装置が設置されていたのは周知の事実だ。
そしてもう「カンベン方式」も誰しもが認める優れた生産方式だ。
言わずもがなもう「カンベン方式」たる、ものづくり生産方式は世界に冠たるものだ。
組立工場、部品工場一体となり如何に在庫を持たないか、如何にコストを削減するか、
知恵を出し合いそして現場、現物、現人主義を貫き通す。
ひとたび生産に支障をきたす予測できぬ事態が起きると、互いに助け合いそして
行動する。決して損害賠償を訴える事を構えるような行為はするはずもない。
それどころか不測の事態に果敢に手助けを行い、常に製品の完成を目指す。
組立工場のラインの停止が長期に至ればそれに係わる多大なる市井の人々の日常生活
をも左右する。生産に携わる者、完成品を享受する者の今後の日常の社会生活を占う。
もう「カンベン方式」はものづくりの世界で生まれ育てられたものではあるが実のところ
その方法は決して楽のみでは生きて行けない苦労の先に楽があるのだと言う示唆を
懸命に今の時代に訴えかけているのだ。



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2007年08月30日

8月30日 我が町工場の汎用旋盤はフル稼働。そして皆既月食の日に。。。



お陰さまで九州は福岡、博多の我が町工場の我らが職人は汎用旋盤加工に追われている。
我が身まで削らぬよう注意を払う。
だが、身を削り細身になりたい方は是非我が町工場までお越し頂きたい。
お迎えには必ずや参上致します。必ずや。。。















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2007年08月06日

8月6日 足元。。。



ものづくりはどこがやっても同じだと思っていた。
日本国内のものづくりは優秀であり技術の差異等小さな企業であれば同程度であると
信じて疑わなかった。
根底には如何なる業者であろうと小さな町工場は同じレベルであるとの認識があった。



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