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2006年12月16日

12月16日 往復式ふるい機、選別機の試運転いよいよ公開。


ようやく完成した往復形ふるい機。
ふるい機は材料を篩いながら選別するのだから選別機とも言える。
弊社で製作するふるい機、選別機は今回の往復式の他振動式そして回転式の3種類がある。
これらの中で最も安価に製作可能なのが往復式だ。
この往復式は最も古くから存在するのだが最近はあまり見かけなくなった。


しかしながら、九州は福岡、博多の町工場ではもちろん歴然と製作している。
今回その往復式ふるい機、選別機の試運転の様子を動画に納めた。
ご覧頂ければ幸いですばい。











弊社製作ふるい機、選別機について。

1.往復式
振動体を前後に移動させる事により材料を篩う。
電動機モーターの回転運動をクランクにより振動体の前後運動へ変化させる。
振動体はレール上を取り付けられたローラーにより短距離で素早い速度で前後に移動する。
材料を進行させるため、出口方向へ傾斜をつける。
最も部品点数が少なく安価な選別ふるい機。
但し、ふるう選別能力は他の種類と比較すると劣る。

2.振動式
振動体にスプリングを取り付け上下に振動させ篩う。
振動体の動作には振動モーター(バイブレータ)あるいは汎用モーターを使用する。
振動数はかなりの周波数だ。
振動数そしてその起振力により様々な材料に使用される。
特に大き重いものの選別はこの式が使用される。
通常この式も進行方位に向かって傾斜をつける。
製作している大手メーカーは数多く存在する。

3.回転式
トロンメルとも言われる。
ドラムに材料を投入し、そのドラムが回転することにより篩う。あるいは選別を行う。
回転ドラム内に様々な工夫を行う。
リフタあるいはスパイラル状の羽根を取り付ける事もある。
必ずしも回転体は円形ばかりではなく特に弊社では六角形の回転ドラムを製作する
機会が多い。
篩う、選別する材料により様々な改良を施せる選別ふるい機と言える。




それでは又です。




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読破中。
「ながい坂(上)」山本周五郎著。
又しても朝寝坊。
睡眠時間が最近短くなる傾向がありまして。
明日は現場工事。
今年はこの先休めるだろうか。


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2006.12.16by 博多の森と山ちゃん