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2006年07月29日

ひたむきさと静けさ


本日は我が町工場がある九州、福岡は博多も真夏日。
暑い。何もしなくても汗が溢れ出る。
汗が目に入る。痛い。
しかし、それは当たり前のことであり何の障害にもならない。



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ただひたむきに力の限りものづくりをやるだけだ。

先ずはものづくりに対する情熱を持つことは難しい。
そしてそのものづくりへの情熱を継続して持つことはなおさら難しい。



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そして、こんな暑い日は静けさから涼しさを味わおう。







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この世に生きとし生けるもの全て、生きる為に生まれてきたはずですばい。



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我が小さな町工場は明日日曜日ももちろん仕事ですばい。
現場工事。
ひたすら目の前のことを力の限りやるだけですたい。


それでは又です。





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2006.7.29 by 博多の森と山ちゃん    



2006年07月28日

クーロン力とひまわり


今回取り上げる内容はクーロン力。

これは全く同じ生物を作るクーロンではない。

それはクーロンという人物が解明した静電気の力だ。

静電気何ぞよく知ってるわいっ。!!





静電気。

皆さん良くご存知の通り髪の毛に下敷きをあてこすると引っ付きあう。
これも静電気ですたい。

これは物体に電気が帯びたために起きる現象でして、この現象を帯「帯電」というとです。
これはもちろん電気ですので引き合う力(引力)と退け合う力(斥力)があるとです。

ご存知のように記号で表され+ -、あるいは正 負とも言われるですな。

では何故静電気が起こるとでしょうか。

物とは基本的には原子から成り立っとります。
そしてその原子とは原子核と電子で構成されとるとです。
その原子核は陽子、中性子で構成されとります。

実は原子とは電気を帯とるとです。
つまり物とは常に電気を帯とります。


その電気の帯び方ですが。

原子の中心にある原子核。
これは正の電気をもっているとです。
原子核を構成している陽子が+ 正の電気をもっています。
しかし、中性子は何ももっていません。

そしてその原子核の周りにある電子。
これは- 負の電気をもっているとです。

つまり原子は中性ですな。
+の電気をもつ陽子。そして-の電気をもつ電子。

+と-が存在しそして全くの同数で打ち消しあうとです。
そのもっている電気の個数は全くの同数ですたい。
その個数たるや実は大量でして。


それでは静電気。
実は摩擦によって起こる摩擦電気なのですばい。

どういうことかと書くと。

2つの物質をこすりあう。
こすれあうことにより物質がもっている電子が他の物質に乗り移る。
つまりこすれあう事により-の電気をもつ電子が他の物質へと乗り移るということです。

そのため、互いの物質の電子の数が変わるわけですから、
電子が減るとその物質は+ 正の電気を帯び、そして電子が増えた物質は- 負の電気を
帯びるわけですな。

それぞれ帯電しそして引っ付きあうわけですな。

そして静電気、摩擦電気は互いの物質により起きやすい物質と起きにくい物質が
ありまして。

その組み合わせにより静電気の力には大きさの違いが生まれてくるとです。
その静電気の大きさを数式で表現したのがクーロン力ですばい。

その数式自体はクーロンの法則と呼ばれとりますな。

そしてその電子を引き付けやすい物質を順番に並べた物を帯電列というとです。
つまり静電気はその物質により起きやすさがあるとです。


実は我が社でものづくりをやっているベルトコンベア。
これも静電気が関係しとりまして。

ベルトコンベアは物を運ぶ装置の事ですが。
ベルト事体もそのベルトの材質と搬送物の関係から静電気が起きることがよくあるとです。
他にはベルトとそのベルトを滑らすスベリ板。
この摩擦により帯電する場合があるとです。

この静電気は決して良い影響ではなく全くの悪影響を引き起こすとです。

それはベルトから物が離れないとという現象を引き起こす。
つまり搬送物がベルトに付着するとです。

そのため様々な対策が採られるとです。

静電気が起こらないようにベルトに工夫する。
例えば樹脂のベルトにカーボンを挟む。
あるいはコンベアフレームに電気を逃がすアースを取る。
等ですな。


これはコンベア以外の機械、装置でも対策が必要でして。
静電気によるノイズ。
これが厄介でして。
電子機器に悪影響を与えるとです。
そのため静電気を除去するための装置をつける場合もあるとです。

確かにこの世には物が存在する限り電気は常に発生しているわけでありまして。

人間同士でも如何ですかな。
人とは細胞でできとりまして細胞とはやはり物でして原子でできとります。

人は一人では決して生きていけない訳でございましてそのため人間と書くとですな。

その人間も引っ付きあったり離れたりしとりますな。
それにはやはり電子が活躍しとるとでしょうか。

電子を余計に発すると大きな電気を互いに発生させぴったりと密着するとでしょうか。
キャーッ!! イニシャルがエイチ~ッ!!


しかし、反発する事もありますな。

私は人間が引っ付いたり離れたりするのは電気の発生の仕方かなと思うとります。

そしてその電気の発生させている量。
大量に発生させているか。
あるいは全く発生させていないか。

それが実のところ類は友の呼ぶに繋がっているとでしょうか。

いつもは中性である私。
しかし、ある人物が目の前を通ると思わず後ろをついていってしまう。
もしかしたらその人物の電気で引き付けられとるとでしょうか。

いや。もしかしたら相手は必死に反発の電気を発生させとるかもしれんとです。
そうなると私はただ単純に。
イニシャルがエイチ~というだけではなかですか。


最後に今日は静電気の写真を掲載するとです。
その題目は「ひまわりとバッタと蜂」です。
やはり静電気の力で引き合ったとでしょうか。

イニシャルはエイチ~でないことは書くまでもなかとです。


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それでは又です。





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2006.7.28 by 博多の森と山ちゃん    



2006年07月26日

光のスペクトルと大きな目標の中の小さな目標。


今回取り上げる「光」。
物理の世界でこれを突き詰めると膨大な量の文章になる。
私がこの光についての具体的内容について把握しているはずもない。

私は今回は光について身近な内容での説明を行いたい。
それも表面上をさらりと。

私の好きな言葉。
「義理人情となにわ節」
しかしこの言葉。
今回全く関係がないようだが。

さて、この「光」については深く追求すると最早私の脳細胞では理解できないところに
行きつく。

それでは今回は、誰もがご存知の「光のスペクトル」について書いておくとです。







それでは「光」。

これは物理の世界では様々な捉え方がある。

先ずは「光量子」。
これは光とは粒でもありそして波でもあるということだ。
粒であるとした場合を「光子」と言いそして波とした場合は「光波」と言うとです。

そして一般的には光とは人間の目で見える可視光線のことでしてそれは電磁波の一種でも
あるとです。

それでは電磁波とは何かと書くとです。
電磁波とは空間を伝わる横波の電磁場のことですばい。

何のことかなおさら判らなくなったとではなかでしょうか。

しかし、電磁波の内容をわかるように説明するのは少々手こずるとです。

先ず電磁場とは書いて字の通り電場と磁場の総称でして。
そして横波とは相対するののとしては音つまり音波の縦波があるとです。
それは音は空気を媒体として聞こえる波ですが、光等は真空等縦波とは
媒体とするものが異なりそして波が垂直に違うとのことですばい。

この電磁場はマクスウエルが解明しそしてこれよりあの相対性理論。
アインシュタインの理論が導き出されるとです。

つまり電磁波を詳細に説明する事は私には少々無理のようですばい。

電磁波について簡単に書くと。
電波。光。ガンマ線などの総称。
特に身近な例では可視光線以外では赤外線。そして紫外線。

先ず可視光線で色に違いがあるのは波長の違いでして赤色より波長が長い光が
赤外線でして。
そして紫色より波長が短い光が紫外線ですばい。

そしてその光にはエネルギーが存在しとりまして。

太陽の光で日向ぼっこすると体が温まるのは赤外線の熱作用によるとです。

この赤外線。
テレビのリモコン等にも使用されとりますな。

そして、紫外線は物質に化学反応を引き起こす光でして最近その紫外線の光が
より強力になり皮膚によりダメージを与えるようになり、日焼けを通り越し
皮膚がんへの影響も懸念されとりますな。
それはオゾン層の破壊とも繋がっているとも言われとりますな。

そして紫外線より波長が短くなるとレントゲンで使用されるX線。
そしてガンマ線等。

逆に赤外線より波長が長くなると電波がありますなあ。
ラジオそしてテレビ。
そして携帯電話。
携帯電話の電磁波の人間の体に対する影響もありますようで。
ペースメーカーへの影響は深刻な問題ではなかでしょうか。


電磁波とは色々な波の一つの定義だと私は勝手に勘違いしとります。


では今回の本題ですばい。

光のスペクトル。
これは空に輝く虹と同じようなものでございまして。


太陽の光。これは白色の光ですばい。
この光を無色透明のガラスのプリズムに通すと7色、虹のような帯が現れるとです。

これを光のスペクトルと言うとです。

私がまだ小さい頃には「スペクトルマン」なるものがテレビの人気者でしたが。
このスペクトルマンさんは実はこの光のスペクトルから名付けらていたのでは
なかでしょうか。


この七色に見えるのはそれぞれの光の波長の違い。
つまりその光の振動数の違いですな。

それは実のところ人間の目にはそう見える訳でありまして。
だから可視光線というとですが。

その可視光線は波長が最も短い光の色が赤。
赤、だいだい、黄、緑、青、藍色、紫。
紫が最も波長が長いということですな。

実際は人間の目には7色に見えるのですが、無数の光の集合体、帯ですばい。

これらはプリズムを通す事によりその波長に合わせて光が屈折つまり曲がる事により
光が広がったのですな。

この現象を「光の分散」というとです。


それでは何故空の上には虹が輝くとでしょうか。

それは雨粒の影響でして。
空の上にある水滴、雨の粒等が太陽の光を屈折させることにより人間に目に虹と
して輝くとです。

皆さんがご存知の通りでして。






先を急ぐとです。

最近私は閉塞感。
大きな行き詰まりを感じていた。
大きな壁にぶつかりその壁がなかなか私の前から消え去らない。

大きな山の登山に立ち向かったのだが一向に足が進まない。

その思いを少々打破させて頂いた。
あることに気づかせて頂いた。


そのヒントを与えてくれたのが毎月私の元へ届けられる聞く読書。
「月間トークス」。その8月号。


私は大きな目標をもっていた。
ところがいくら必死にもがいてもなかなか達成できない。
いくら一生懸命頑張っても一向に先へと進まない。

そのため私は何故だろうと悩みそしてついにはあきらめに近い感情を抱いていた。
自分に対する情けなさ。
自分をついつい責めてしまうのだ。


しかしだ。
その目標の持ち方。
そこに今回の悩みの大きなポイントがあったのだ。

あまりに大きな目標を持ちすぎてなかなか達成できない。
それも一刻も早く達成しようとする。
短い時間で。

その短い時間で克服しそして達成しようとするばかりに自分自身を一生懸命奮い立たせる。

その時間の捉え方。
何故短い時間で何もかもやってしまおうとするのか。


教えられた点。

大きな目標を細分化しそして小さな目標をいくつも立てる。
それらの目標の一つ一つを達成する事によりひいては大きな目標の達成につながる。

つまり一つ一つの目標を達成する事により自分自身充実感を味わえそして
次なる目標へ向かうことができる。

一つ一つの山をなるべくなだらかにし、その山を一山ごとに乗り越える事により
ひいては高い山の登頂に成功する。


考えれば当たり前のようだが。

時間はかかるであろう。
しかしだ。
決して達成できないとあきらめるわけではない。
途中でやめるわけではない。

継続して一つ一つこなしていくわけだ。


こんな些細な事に気がつき私は今まで何を悩んでいたのだろうかと不思議な心地になった。
何故かしら安心感。ほっとした気持ちにさえなったのだ。


私にはプリズムを与えられそして先ずは細分化することに気がついたと言うところだろうか。

そうなるとその虹の輝きである7色の各色の振動数をそれぞれ把握する。
そしてそ白色である光の本来の正体を私は理解するのだ。

そうだ。私はついにはその光を自分のものにし、そしてひいては「スペクトルマン」へと
変貌を遂げるのだ。

そして決して忘れてはいけない言葉。
「義理と人情となにわ節」。


その言葉の中にある「義」。
この文字について少々考えさせられている。


それは今現在読破している本によるのものだ。
既に読破した「国家の品格」藤原正彦著。
それに続いて読んでいる「壬生義士伝」浅田次郎氏著。
そしてこれから読むであろう「武士道」新渡戸稲造著。

これらに通して味わえるであろう武士道にある「義」の一文字。

私はこの文字の正体をあばきたかとです。


物理における「光」。この正体は果てしもなく難しいが。
果たして「義」については如何なものでしょうか。


今回の記事のエントリーの正体は自分でもつかめとらんとです。


それでは又です。








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2006.7.26 by 博多の森と山ちゃん    




2006年07月21日

明日から少々遠方へ。


今日から子供は夏休み。

私は明日から若き職人と少々遠方へ。







明日から又しても遠方へ旅立つ。
実のところ私は長居が出来ない。

日曜日現場工事を終わらせ次月曜日には帰福せねばならない。

そして短納期物件、そして仮受注物件の打合せの出張もある。
過密スケジュールはいつもの事だ。
日曜日など休日という二文字などあるはずもない。

曜日の感覚は周りの静けさで会得するだけだ。

仕事が趣味の私でもさすがに休日の2文字が正直恋しくなる。


しかし、そんな贅沢はいえないはずだ。

私の一挙手一投足に我が社の命運がかかっているのだ。
本当かな。


明日から向かう現場工事出張先ずは完璧に終わらせる予定だ。
そのため事前に現場へ向かわせた職人に私と一緒に向かう職人もプラスされる。
そして皆の力をあわせ一気呵成に終わらせる。

今回の作業で出来うる事全ての力をつぎ込んでいる。

ふ~っ。


今日から入った子供の夏休み。
どこかへ連れていけるかな。
今年は小学校最後の夏休み。

やはり家族孝行はしたいものだ。


ふ~っ。


そんな贅沢はやはり出来ないか。


ふ~っ。


ため息をついついついてしまった。


ふ~っ。


さあっ。ため息もついたことだし明日は新幹線に乗って旅立たねば。

果てさて最近表情が笑顔かどうかは怪しい自分にふと気づくとです。
まだまだ精神修行が足らないようで。


最後に思いきり。

ニタニタ~っ。


それでは次回エントリ~まで。


それでは又です。







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2006.7.21 by 今日はつい弱音を吐いた博多の森と山ちゃん。まだまだですな~。
 

 

    

2006年07月19日

ドップラー効果と心臓の高鳴り



私はまだまだ若い。
いや永遠の若者のはずだ。
歳など取るものか。







確かに私には年齢という表現方法がある。
しかしだ。それはあくまでも数字である。

この世は決して数字だけで成り立っているわけではない。

科学の世界には数式がとてつもなく存在する。
しかしだ。この世に存在するもの全てを数式で表現する事は不可能なのだ。

だからである。
年齢は実はある定義に従って表現しているだけでありあくまでも
比較対照しやすい一つの表現方法に過ぎないはずだ。

何故こんなことを書いているか。

周りで最近よく耳にする言葉。
「もう歳だから。」「いやあ、歳取ったせいですかな。アッハッハッ!!。」
何かと年齢を理由にする。

しかしだ。
皆年齢を重ねる。
当たり前だ。
確かに歳相応の振る舞いは日常生活上必要不可欠な内容に違いない。

何かと理由を歳のせいにする。
疲れをついつい歳のせいにする。
失敗をついつい歳のせいにする。
動作が鈍いのをついつい歳のせいにする。
物忘れをついつい歳のせいにする。
仕事がはかどらないのをついつい歳のせいにする。
尻が重くなったのをついつい歳のせいにする。


しかし。物事を行うのに年齢など関係ないはずだ。
いつも元気よく活動できればそれに越した事はないはずだ。
いつも溌剌ととてつもなく熱い情熱を持ってものづくりに励めば良いはずだ。
そしていつも力の限り尽くすだけなのだ。
出し惜しみなどするものか。
尋ねられれば答えそしてわからなければ聞く。
恥はいくらかいてもかまわないはずだ。

だから年齢など関係無しに聞くだけだ。
そして丁寧に教えるだけだ。

決して年齢などこの世に生きて行く上で気になどするものか。


この先は書かんとです。
どう思うかは自由ですけん。


やはり私も歳ですかな。アッハッハッ!!

あっ!!。

----------------


先を急ぐ。


ドップラー効果。

これはどんぶり勘定とは違うとです。

又しても物理の世界での話でして。
では一体「ドップラー効果」とは何でしょうか。

音や光そして電波。
これらは全て波でして周波数の数字で表現できるとです。

そしてその発生源が相対的な速度によってその波が異なるということです。

つまりその波の発生源が近づくとその周波数は高くなりそして遠ざかる場合は
その周波数は低くなります。
それは一つ一つの波が詰められた状態で起こるかあるいは伸びた状態で
起こるかの違いです。

例えばこのドップラー効果で最も用いられる例が救急車のサイレン。

救急者がこちらに向かってサイレンを鳴らしながら走って来ているとします。
その場合こちらに近づいている場合は音は高くなるとです。
逆に通り過ぎた場合は音が低くなるとです。

これは音波の周波数の波長の長さの違いに起こる現象です。

そしてこれら波の源、観測者との速度そして波の速度の関係から
観測者に聞こえる周波数を数式で導き出すことができるとです。
この周波数と速度の関係を何故かドップラー 効果というとです。

まあドップラーがこの数式を見出したのですからドップラーという言葉は
わかります。
しかし、何故 効果とついているのでしょうか。


この物理の定義。
私は常に身に染みて感じている。

或る仕事が近づけば心臓が高鳴りそしてその案件が過ぎ去ると
高鳴りはやむ。

特に間違いの許されない現場作業。お客様の立会い時。
試運転。そして実稼動。

近づけば近づくほど心臓の高鳴りは大きくなる。
しかし、無事過ぎ去ってしまえば心臓の鼓動は落ち着いている。

実はこのドップラー効果は心臓の高鳴りととても深い因果関係があるのではないかと
常日頃感じている。

そうなるとやはり数式で表現できるのか。
そしてその数式で出た数字は年齢と共に異なるのだろうか。

ドップラー効果。
心臓の高鳴りとの関係。

そんなこと考える事事体がやはり歳なのか。


あっ!!




それでは又です。





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2006.7.19 by 博多の森と山ちゃん


2006年07月17日

国家の品格と大学時代の黒いガクラン


本日は俗に言う3連休の最後の日。

一気呵成に書くべく図面作成為に休みのない連休だった。

進捗状況と言うと自分なりには何とかという表現を使用したい。


そして遠方で本日より現場活動を開始した、我が町工場の若き職人とも
その機器の稼動状況を確認するため電話確認を行った。

これについては今のところ安定稼動という表現を使いたい。







ようやく「国家の品格」藤原正彦氏著作を読破した。

この内容には養老孟司氏の著作と似通った点もあった。


しかし、この本の根底に流れる「自由と平等は両立しない」という
考えには私自身首を縦にふる以外なかった。

最近「格差」という文字がマスコミにも頻繁に登場するようになった。

しかし、この格差。
民主主義国家である以上当然出てくる現象であることは書くまでもない。

この格差の言葉にひとしをの感を味合わせていたことには感謝を述べたい。

冠たる民主主義国家であるアメリカを見れば富の格差が特に大きいのは
周知の事実だ。

論理で何もかも表現できるかというとそうではないはずだ。
それをあたかも表現できると信じているところに人間の誤りはあるようだ。


養老氏と似通った点。
1.論理で何もかも説明できるはずがない。
2.英語教育を優先する日本国への憂い。
3.論理以外の事柄の大切さ
4.日本に真のエリートがいないことへの将来への不安


天才輩出の土地柄については、脳科学者である茂木健一郎氏と同意見である事には
驚いた。
自然豊かな場所から天才は生み出されるらしい。


そして数学には情緒が必要だと。

この内容については私もほんの僅か頷ける点がある。
それはものづくりのも情緒が必要だと実のところ常日頃感じているからだ。
確かに計算式により出た数字に基づき図面を書き作っていく。

しかし、その機械機器をつくる際どうしてもそのお客様の担当者の顔を
思い浮かべながらものづくりをやってしまうのは多分私だけではないと思われる。


この本が主張している「情緒と形」。
それは武士道に繋がると書かれてある。


詳細はこの本を読まれてください。
もう既に読破された方は多いでしょうが。


「情緒と形」
私はどうしても過去のあの経験を思い浮かべてしまう。
既にもう何十年も過去のことであるのに。
しかし、やはり体に染み付いた過去の出来事なのだろうか。

それはあの黒いガクランの集団である応援団。

何もかもが先ず形から入る。
そこには決して論理の入る隙間など全くない。
先輩は神様でありそして言われた事対しては「押忍」という返事のみ。

そして先輩の動作を常に真似しそして自分のものにする。
いや自分自身がその通りの動作が出来なければその後どうなるかを
自分自身の身に降りかかって来る恐ろしい未来の出来事を思い浮かべながら
必死の形相でひたすら真似る。

それは科学そして論理そんなものは全く必要ない。

ただやるだけ。つまり形を先ず覚えるという事だ。


夏の応援はきつかった。
いまだに鮮明に覚えている。

ただでさえ黒のガクランは重たい。
それは足の膝位までの長さがあるためだ。

黒のガクランの下には必ず真っ白のワイシャツをそれも長袖を着ていなければ
ならなかった。

それは長袖でないと汗で腕がひっかかるためだ。

夏は常に黒いガクランは白の太い線が何本も入っていた。
それは実は汗が塩となり色付けを行っているせいだ。
そしてとてつもなく臭い。

洗濯クリーニングなどしたためしがない。


夏の炎天下の応援はきつかった。
黒い色は太陽光線を吸収してくれる。

とてつもなく汗がとめでもなく出てくる。
そのため次第に汗を吸収したガクランは重くなっていく。

ただでさえ、首が高い上一つ一つの動作に力が必要なガクラン姿に
なおさら大きな抵抗が発生する。

重くて臭い。その上暑い。

しかし、そんことは当たり前だ。

声が出ていなければ当然上級生からの罵声。
ひたすら大声を張り上げ応援し、そして無駄な動作は一切行わない。

水など飲めるものか。
ただひたすら大声を張り上げ応援するだけだ。


よくまあ生きていたのものだ。


暑さと重さと匂い臭さでふらふらになりながらも体で覚えている形。
それは忘れないし、自然と体が動いていた。

応援には一糸乱れぬ美しさが必要だった。
そしてそのことを徹底的に教えられた。


私が応援団の幹部となりその下級生の演舞を見渡せる立場になった際に
その一糸乱れぬ息の合った動作に感嘆の心地を覚えたものだ。

そしてその演舞の揃った動作の美しさにある種の論理では決して説明できない
曖昧なものを感じたものだ。

私はそれこそが情緒ではないだろうか。

実は私はこの本を読みながらこの情緒の意味合いをひたすら考えていた節がある。

確かにこの応援団の世界には自由という言葉は決して当てはまることは
ないであろう。
神様と奴隷。
私たちはその当時そう表現していた。

しかし、そこには果たして格差は存在していたか。
そして平等という言葉はなかったであろうか。

実は今にして思えば自由がないが故にいつかは自分達も神様になれるという
思いばかりで決して格差などほんの少しも感じていなかった。
そして同じ学年いつも皆平等であった。

私は黒い制服であるガクランと共に過ごした大学4年間。
実は自由以外のとてつもなく大きなことを味わったのではないかと
振り返っている自分が今ここにおるとです。


そこには格差そして平等など一切感じさせない「形」が存在し
そしてその統一された息の合った演舞の動作の美しさという「情緒」が
自分自身の大部分を占めていたのですばい。


「形と情緒」。
しかし、英語は話せなくても、金持ちではなくても、人の為に死ねない
偽者のエリートでなくてもこの言葉を理解できる日本人であることに
誇りを持てることが何よりの幸福者だと今現在感慨ひとしをの感を
大きくしているのですばいっ!!


それでは又です。






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2006.7.17 by 博多の森と山ちゃん



2006年07月16日

図面描き始めまでの構想時間


明日は国民の祝日だ。
そのため休日の会社が多い。

しかし、我が社の若き職人は又しても今回はたった一人で遠方へと新幹線で
旅たった。
もちろん仕事だ。








本日は昨日土曜日以上の静けさを味わえた。
そのためもちろん仕事ははかどる。
一気に図面を書いてしまおうかとの意気込みで本日早朝よりパソコンの画面に
向かう。

しかしだ。一向に進まない。

それは今回もいとも簡単に製作可能な内容ではない。
様々な取り合いそしてそのために必要な部品の取り付け箇所。
そしてその機能がはたして果たせるか。

今回は特に時間がない。
一刻の猶予もならない。

しかし、先ずは良いアイデアを出さないことには前には進まない。

寝ても覚めても考える。
トイレそして風呂。
あるいは歩きながら。
そして逆立ちしながら。
眠っていても潜在意識で考える。

亭主関白なため我が嫁様からの雷に対しても何の感触も感じないまま
考える。

考えそして考える。
決してあきらめることなく一心不乱に考える。

できるんだと自分自身の脳細胞を言い聞かせひたすら考える。

考えに考える。

製品カタログを見る。
ネットで調べる。
今まで書いた図面を眺める。

そして椅子を立ち事務所を3周回ってワンッとほえながら考える。
そして工場へも足を運ぶ。
我らが職人の顔色を眺める。

鋼材を眺める。
旋盤を眺める。

そして皆の動作を眺める。

決してあきらめることなく考えに考え抜くとひしひしと頭に沸いて出てくる。
椅子に座り、パソコンの画面とにらめっこを行い、笑ったら負けよとほえながら
図面を書き始める。

脳の指令なしに既に手が動き出す。

考えに考え抜いて短時間で図面を書き終わらせる。

しかし、終了だと再度その書き終わった図面を眺めるとおかしな部分を発見する。
もちろん再度書き直し。

そして考え、手を動かしそしてようやく終了。


そして次なる図面への始まりだ。


しかし、たいへんなことに気がつく。

明日は何とメーカーは休みだ。
部品の在庫状況の確認が取れない。

その在庫がある部品を使った製品を作る予定であった。

しかしだ。
納期がない。

自分勝手にその在庫があると予測を立て一か八かで図面書きを始める。


しかし、なかなか先へは進まない。

再度考えに考え。そして考える。

計算。カタログ。何度も実行し眺める。


実は実際に図面を書く動作にかかる時間と考える構想の時間を比較すると
一体どちらのほうがかかっているだろうか。

確かにその製品による。

しかしだ。考えに考え抜かない事には良い製品など出来やしない。

その構想にかかる時間。
それを設計というのだろうか。

もしそれが設計費用という項目で表現できるのであればれっきとした
製品の製作コストである。

設計費用。
どう考えるかはお客様の人間次第というのは果たして。。。。。。


さあッ。

時間がない。
もちろん明日もやらなくては。


世の流れは自分が作り出すべきなのか。


いやそのこと事体が既に世の流れに流されるという事実に私は翻弄されていると書く
べきなのだろう。


それでは又です。






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2006.7.16 by 博多の森と山ちゃん


2006年07月15日

いき(粋)とすい(粋)。


本日は土曜日。
平日の日常とは異なる少しばかりの静けさがわが身を救う音色へと変化しているの
だろうか。
その静けさの音色が我が仕事の進捗への助けであるとついぞ書いてしまう。

これこそが日頃お世話になっているお客様に対してご無礼なる文章ではと
書き終わった後、読み返すたびに頭をかしげる。






確かに電話は鳴った。
しかし、平日に比べればそれは僅かという表現。
そして、外へと慌しく出かけるという動作から解放された一日と表現したい。

もちろん仕事からは解放されたのではなく、又解放という言葉は的確ではないはずだ。


既に仕事が日常生活の一部である以上いや日常生活が仕事である以上
解放という言葉の理解が既に頭から消えているという表現ではなく、
その解放という言葉事体に記憶の片隅にも残っていなかったのだと
今しがた気がついた。


そして時という文字は流れ時間は進む。
決して止まることなく刻むという表現が身に染みて感じざるを得ない。

明日そして明後日ももちろん仕事だ。
それは日常では味わえない静かな環境での動作がなしえることが
やはり大きな理由であろうか。


次から次とわが身に降りかかる。
それは時が解決するとはたやすく誰しもが助言する。

しかし、その困難に立ち向かっている際。
その一瞬一瞬はいかなる感傷で又いかなる動作そしていかなる心地であろうか。

目の前にある大きな壁をどう乗り越えるかを考えそして歩む一歩一歩は
果たして自分自身いかなる感触を味わっているのであろうか。

それこそが経験そして、体験という表現をするのであれば
この先絶え間なく起こりうる更なる困難を克服せねばその経験という言葉を
使うに値しないのであろうか。


一言も言い訳しない。
一言も愚痴を発しない。

それこそが前向きなそして輝かしい姿ということなのか。


一体その壁の向こうには何があるというのか。

一生懸命耐えそして我慢する。
ひたすら無口に黙ってことを進める。
非難、中傷一切耳に入れずひたすらことを進める。

それはそれこそが我が進む道でありそして進む自分自身の体の芯なのだ。

芯。。。。。。。


しかしだ。本当に前に進んでいるのか。
もしかして間違った方向へ歩もうとしているのでは。


しかし、決して振り返らず歩んでいる道こそが間違いを教えてくれるはずだ。

常に自分の中にある自分を信じそして自分がいかなることになろうとも
それは自分が歩んでいる道なのだ。

本日の題目にある。
粋「いきとすい」。
この一文字の漢字で二つの意味合いが表現できる。

この漢字を大正ロマンの時代背景と共に表現している小説を読んだ。
小説とは決して直接的な表現はない。
しかし、文面にある曖昧で情緒ある文字が踊る事により読み手により深く
真意を伝える。

書き手の真意が読み手にうまく伝わらなくてもそれはあくまでも読み手の責任で
ありそしてその曖昧さが小説の醍醐味という表現を使いたい。
つまり、小説とはどうにでも取れるのだ。
だからこそそのどうにでもという文面に情緒という味わいを感じさせてくれる
大切なそしていとおしい感傷を湧き出させる。


ついぞ訳のわからぬことを書いてしまったが、
やはり私のこの小説家にはいつも感服させられ何故かしら勇気を頂く。

本来であれば常に経営に関する書籍を積み上げることこそ今時点の立場で
あれば当然なのは既に私の骨の髄まで知らしめられている。


浅田次郎著
「天切り松 闇がたり」シリーズ
弟1巻から弟3巻まで一気に読破した。
泣かせる小説の第一人者である浅田氏の本来の腕にこの「粋」という表現を
ありありとあらわにしたこの文面を私は一種の驚きを感じざるを得なかった。



さあっ。いつ死ぬかわからんとです。
今現在何をすることが自分の歩む道でしょうか。

「粋」この言葉を少々噛締めながら少しずつ歩んでいこうと気づかせて頂きました。

有難うございます。







それでは又です。







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2006.7.15 by 博多の森と山ちゃん


2006年07月12日

見積図面にかける情熱の度合い。


お陰さまでようやく最近受注が活発になり始めた。
一時はいかなる状況に陥るか心配した時期もあった。

従来の何倍もの見積活動がようやく日の目を当たるようになったとも言える。





更なる新規のお客様よりご注文を頂けそうだ。
なかには一流の上場企業のお客様もおられる。
たいへん有り難く感謝しております。

常に忙しい状況でないと会社とは繁栄しないはずだ。
仕事に山や谷など決して必要ない。
それが会社に存在しているのであれば、それは努力が足りないはずだ。

お客様にいかに役に立つか。
役に立てない仕事をしているのであればもちろん注文など頂ける訳がない。

それでは、何が一体お客様のお役に立てるのか。
その情報はいかにして得れば良いのか。

その答えはいとも簡単だ。
お客様から直に聞きそして教えていただければ良いはずだ。
決して社内に閉じこもっていても何の情報も入ってこない。

官僚とは自分の足で情報を集めない事を言うらしい。


確かに昨今はHP、ネットという素晴らしいツールなるものがある。
今ブログもまさしくその渦中にあるものだ。

ネットではいかに情報を自分から出し、そしてその情報にいかに答えていただくか。
それがもしかしたら鍵なのであろうか。


しかしだ。
私はやはり実際に人に会い会話を交わしながら話を聞く。
これこそが情報集めの基本だと思っている。

今回新規のお客様はいずれも先ずは訪問させて頂き、そしてお話を聞かせて頂いた。
これは如何にネットがこの世を張り巡らせ直接顔をあわせること無しに商売ができる時代
だとしても私はやはり直に会いそして会話を交わす。
これに勝るものはないと思っている。

しかしだ。
我が町工場で製作している製品。
我が社近辺のお客様ばかりから注文いただけるわけではない。

その物件自体が存在しないとしたら。
その物件がある場所からの引合い、そして受注となるはずだ。

そのためもちろん遠方の物件もある。
そうなると受注が確かでない場合むやみに交通費と時間を掛けて行動するのは
一旦考えるのは当たり前だ。

私自身はいかなる場所でも足を運びたい。
しかしやはり可能な限りという前置きがどうしてもつく。

昨今の状況を振り返ってみると、遠方のお客様の物件がかなり増えた。
そして実際注文も頂き出張も私自身こなしている。
それでも会社としての組織は成り立っている。
いまだに電話帳からは消え去っていない。

そして時間の経過と共に、HPを当初開設した頃では到底信じられないような
金額の物件の引合も頻繁にある。
そして実際に受注できている。


そこでいつも考えさせられるのが見積図面の作成。
我が社の製品は殆どが受注生産品。
規格品があるわけではないためその都度図面を作成しそして製作する。

通常は注文頂いた後図面は作成する。
あるいは見積時には参考図面を提出する。


しかしだ。
昨今の大きな金額とお客様の要望から鑑みるにその見積の引合の土俵に乗る為に
必要な作業。
それに見積図面の作成がある。

図面を作成したところで注文になるかどうかは全く予測できない。
しかし、図面を作成しない事にはその見積引合も頂けない事になる。

そうなると。やはり書かざるを得ないであろう。

しかしだ。そこの状況を如何に判断するか。
それも重要だと思っている。

本当に見積土俵に乗れるかどうか、果たして相見積のための図面作成では
ないか。
あるいは、既に他社が受注している物件で参考のためあるいはコストダウンを
はかるための依頼ではないか。
その情報を如何に的確に掴むか。
とても重要な要素に違いない。

それは図面を書く事により時間コスト。
そして図面内容の技術的ノウハウ。
一品料理仕事をやっている我が社にとってとても大切な役務の提供となるからだ。
それは我が社だけではないのは当然だ。


今必死で書いている図面もその役務の提供での図面作成だ。
お客様からの言葉を信じ先ずは引合の土俵に乗る為に一心不乱に書いている。

しかし、図面納期に間に合うか。


お客様の発言はやはり納得できる。
我が社とはこれまで全く取引がないのだから何を信頼して良いかがつかめない。
金額もかなりの高額。
そうなると信頼できる何かが欲しい。
当たり前だ。


だから描いている。書いている。
この先どうなるかは神のみぞ知る内容であろう。


しかし、この見積図面の作成。
これほど失注した際の落胆の色が輝く仕事はない。
単純に金額をはじく見積作業もたいへんだがこの図面作成に労した役務を
比較すれば即座に判断ができる。


これからもこれだけネットでの引合が活発になれば大きな企業様直接のお話が
一段と増えるはずだ。

そうなるとこの見積図面の作成の為に燃やす情熱の度合い。
活発にせざるを得ないのであろうか。

そうなると失注した際の落胆の色はより一層濃くなる事は間違いない。
それだけ金額も大きくなるのであろうか。


壁シリーズ代表される養老孟司。
養老氏が常に唱えている「情報が変化しているのではなく人間が変化している。」
との言葉。

このネットが活発になった時代だからこそ信じうる言葉なのだろうか。

そうなるとやはりものづくりにかける情熱の度合いの大きさはお客様の人間次第という
一面があると日頃信じている事実は何も私だけの感想ではないというのは
事実であるようだ。


それでは又です。


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2006.7.12 by 博多の森と山ちゃん

2006年07月11日

今どきの若者は。。。。素晴らしいっ!!

昨日あるいは本日。どちらかになるのであろう。
真夜中に無事新幹線で帰福した。

重たい荷物を肩から担ぎ、会社より自転車でゆら~リ揺られて無事自宅へ戻った。

ところがだっ。!!






先週の金曜日より我が町工場の若き輝ける職人2人を引き連れ
遠方での現場工事。

会社よりその現場まで新幹線で約半日かかる。
一旦現場へ赴くともちろんその工事が終了するまで帰れない。
そうなると日曜日などない。

そして一刻も早く終わらせないとその物件の採算も合わなくなる。


果たして今回の現場工事はと言うと。
様々な人々に助けられ予定通りに終了予定であった。

ところがだ。
1点のみ難問が発生。
それは弊社のミスだ。
当然そのミスは我が社で解決しないといけない。

私は予定が詰まっておりどうしても昨日には帰福し、そして本日より我が地福岡で
仕事をせねばならない状況であった。


ところが我が社のミスを解決するのはその部品が届かない事には作業が出来ない。
作業開始から土曜日そして日曜日を挟んでいる事から、部品手配そのものが
昨日月曜日手配となってしまった。
しかし、昨日中には届かない。

予定では昨日、月曜日に全て終了させ、現場へ赴いた者全員その昨日に帰社する
つもりでいた。

しかし、その部品が入荷し、そして取り替えない事には帰社などできるはずもない。
そうなると一日延長してその現場で足踏みしなければならない。

私はどうしても昨日中に帰らねばならない。

そうなると当然我が若き職人2人のみが残りそして残作業を終了させねばならない。


私は決心した。
若き職人2人のみを残す事を。

実はこの若人2人は良く働く。
二人性格は全く異なる。しかしとても仲が良い。

私は指示する前に既にことをこなす。
いつもは我が町工場のベテラン職人に鍛えられているせいであろうか。
よく気がつく。
二人とも私と一緒で無口。
そして口より先に行動する。
そこだけは私と違うが。


私はどうしても一日滞在を延長せざるを得ない状況を2人に相談する。
一言も言い訳などせずそして嫌な顔一つ見せず快諾。
その代わりお金だけは頼むと懇願される。


お陰で私は後事をこの2人の若き職人に任せ帰路についた。
そして本日は私は眠たい目をこすりながらも無事業務をこなせた。
有り難い。


2人の若き職人は本日無事現場作業を終了させることができたであろうか。
心配そして不安など一切必要なかった。

私とは携帯電話で連絡を取りながら無事終了。
難なくこなしたようだ。

果たしてきちんとお客様にお礼の挨拶は出来たのであろうか。
不都合は何も起さなかっただろうか。

しかし、無事本日夕方帰路についたようだ。
まだ帰社はしていない。
しかし、二人とも笑顔で新幹線に乗っているはずだ。


やはり「今どきの若者は。。。。。。。。素晴らしいっ。!!」

それでは又です。





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2006.7.11 by 博多の森と山ちゃん




2006年07月06日

明日から遠方へ!!

もう思い残すことはない。
そう自分自身に断言しながらついぞ言い訳に聞こえる。

そんな中明日から当分の間我が故郷福岡は博多を離れる  のだ~っ!!






久しぶりの遠方での短期滞在だ。
つまり泊り込みでの現場工事。

そして今回は若い職人と一緒に。
二人は性格は正反対ではあるが若いだけ身にこなしが軽い。
そして言い訳をしない。
しかし、しっかりと自分の考えは言う。

今回の人選は当初ベテランの職人を考えた。
しかし、そのベテラン職人はいずれも私用が入っていた。

それは今回はどうしても日曜日つまり休みを挟む。

そのため私は若い輝ける職人を二人つれ明日より現場へと向かう。
向かう先は遠方だ。
朝始発の新幹線に乗り込み現地へと向かう。
半日は十二分にかかる。
客先へ到着後は即座に作業にかかる。

現場で足手まといになるのは実は自分だ。
つまり現場では私自身がいかに身軽に身をこなせるか。
これが今回の大きな問題といっても過言ではない。


しかし、自分自身が泊り込みのそれも遠方での現場工事に参加するのは
久方ぶりだ。
日帰り出張が殆どの私にとっては泊り込みは久しぶりだ。

我が家を離れるとなると何故かしら心が浮き浮きする。
それは日頃の我が家での私の立場をある意味表しているような気がしないわけではない。
しかし、正直な気持ちの表現だ。
せんかたないであろう。


今回の出張の為に作成すべき図面等の資料は待って頂く事に。
しかし、今回は土曜日そして日曜日を挟んでいる。
先ず日常の業務には影響ないであろう。

さあっ。
明日より若き職人を引き連れ遠方へと旅立つ。
果たして戻って来れるかは今ブログの更新状況で判断できるだろう。

情熱出張。
いよいよ出発だ~っ!!

あっ。明日は7月7日七夕ですばいっ!!

それでは又です。





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2006.7.6 by 博多の森と山ちゃん



2006年07月05日

エントロピーと仕事量

物理の熱の分野ではエントロピー増大の法則というものが存在する。
しかし、この法則は現在は物理の分野以外でも当てはめることがある。

あくまでも「エントロピー」であり決して「ケロッピー」でないのは書くまでもない。
そして「ケロッピー」はサンリオのキャラクターである事も書くまでもない。






では先ず「エントロピー 」について。

この言葉は物質の状態を表す表現の一つで基本概念ということだ。
そしてよく「乱雑さの度合い」という表現がなされる。

このエントロピーとは実は物質の分子の運動が大きく影響する。
この分子の運動が整理された状態から乱雑な状態に変化した場合
「エントロピーが増した」と表現する。

例を示す。
温度が高いものと低いものが接したとする。
そうするとやがて温度は同じとなる。
これは分子が乱雑に活動したため起こる現象でありやはり
エントロピーが増したという。

あるいはコップの水にインクをたらすと混ざる。
これも水とインクが分かれた分子が整然とした状態から分子が乱雑に動いた
現象である。
これもエントロピーが増したという。

上記の例いずれも逆な状態にはならない。
温度の差があればいずれ同じ温度へ向かうが高い温度がより高くあるいは低い温度が
より低くなるということにはならない。

あるいは水とインクは混ざるが決してより分かれるという現象は決して起きない。

これらはいずれも自然の現象だ。
この現象はあくまでも自然でありそして決してエントロピーが減るという表現は
生まれることがない。
あくまでも付加逆な変化であり縮小するという逆向きの変化は起こらない。

これを「エントロピーの増大の法則」というとです。

わかったですかな。
この法則は現在の環境問題に大きく係わっているとです。

物理の偉大なる法則に「エネルギー保存の法則」というものがある。
これはエネルギーの総和は一定であるという事ですな。

これら2大法則は人類の営み、人間生活に大きくかかわっているとです。
人間が生きて行く上には様々なエネルギーを必要とする。
あるエネルギーを使用すれば当然そのエネルギーは減る。
それは人間にとって使用可能なエネルギーのことをあくまでも表現しているだけで
使用不可能なエネルギーではない。

つまり人類はあるエネルギーから人間にとって使用可能なエネルギーを
あくまでも使っているだけで使用不可能なエネルギーは使用していない。
それはエネルギーの総和は一定であるエネルギーの保存の法則からも
明らかだ。
しかしだ。エネルギーを使用するということはエントロピーは常に増えているということなる。
決して減る事はない。

それはこれが自然の法則だからだ。

この考え方を発展させると環境という難問に突き当たる。
エントロピーの増大が環境ひいては地球環境にいかなる影響を与えているか。
エントロピーから地球規模の環境を考える科学が現存する。

他にもエントロピーの概念から情報そして人類の営みまで説明しようという動きも
あるらしい。

産業界でもこの概念はある意味浸透している。
それは「省エネルギー」という表現方法ではないだろうか。
なるべく小さなエネルギーを使用し、エントロピーの増大を防ごうとする行為。
果たしてエントロピーまで考慮に入れているかどうかはその本人に確認しないと
回答は出ないはずだ。

いずれにせよエントロピーの増大の法則はあくまでも自然の法則であり
決して人間が作ったものではない。

人間は地球あるいは宇宙のエネルギーを消費しないと生きていけない。
石油、天然ガス、原子力、太陽光。
やはり環境という自然には自然の法則で立ち向かうしかない事は書くまでもないであろう。

決してエントロピーはケロッピーではないこともここで書くまでもない。


先を急ごう。

お陰さまで我が社はようやく仕事が入ってきた。
一時は危機的状況ではあった。

ここ最近3年近く俗に言う「暇」という現象が我が社には程遠い状況であった。
ところがGW明けより極端に仕事量が減った。

やはり自然の法則であるエネルギーの保存の法則は我が社にも存在し
会社の仕事量が減るに従い私自身のやることが増えた。

それは仕事を確保する為に行う様々な行為だ。
この機会とばかりに色々頭と体を動かしてみた。

HPの刷新。新規顧客へのアプローチ。葉書の作成。
そして新ブログへの移行。
私はできる限りの行為はやってみようと早急なる対応を試みた。
しかし、自分では満足できる成果は今まで中々生まれていない。

我が親父である社長はこの程度の谷はたまにはあるとの発言。
しかし、私は決してこの言葉は理解できていない。


会社とは常に忙しい状態でなければならないという頑固な思いが私にはある。
会社を忙しくする為には私が先ずは人一倍努力するのは当たり前だ。

しかし、最近まで性急ではあるが自分の満足する成果は現れていない。

毎日毎日、見積作業の連続。
一日として見積提出の為に費やさなかった日にちは皆無に等しかった。

会社とは常に新規のお客様を目指し行動する。
これは当たり前だ。

毎日見積もり行為を行うということは逆に引合がそれだけあったという事だ。
事実引合いの量は忙しい頃の数倍という数字が出ている。

それだけ引合は多いのに受注できた物件はほんの僅かでしかない。

実は金額もかなり大きな物件もありこのような物件は引合から受注までの期間が
かなり長い。


ここ最近新規のお客様の工場へ訪問した数は多い。
そして遠方のお客様も。
これからも引合を頂いたお客様のところはすぐさま飛んでいくつもりだ。


私はエントロピーの増大の法則ににのっとりエネルギーを費やしそして
仕事量を増大させるため力の限り励むつもりだ。


今週末から、来週頭まで遠方へ泊り込みの出張工事がある。
今日も現場工事で我らが職人はいまだ帰社していない。

それでも私は仕事量を増大さえそしてエネルギー保存の法則により、
職人の仕事量へのエネルギーへと変換させたい。

ものづくりの仕事量の谷、山という概念を何とか作り変え新しい波のない
エントロピーへの世界へと変貌を遂げることを大いに自分自身に期待している。
それこそが自分の無意識の世界であるのだろう。


さあこれからも情熱仕事。
続けるとです。

決してケロッピー仕事でないことは書くまでもなかとです。


それでは又です。


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2006.7.5 by 博多の森と山ちゃん




2006年07月04日

あいまいこそが発展の糧であろうか。

最近読破した本。
「百万分の一の歯車」松浦元男著。

そして
「スルメを見てイカがわかるか!」養老孟司、茂木健一郎著。
「死の壁」養老孟司著。
「99.9%は仮説」竹内薫著。





先ず松浦元男氏は町工場の親父、経営者だ。
この会社で作る製品は日本より国外での評判が良いらしい。
それはものづくりに対する認識の違いからということだ。

日本では先ず価格。
そしていかに社内で無事安泰に過ごせるかを一番に考える。
そのため、その製品を使う事によりわが身にふりかかる危険がもしあるとすると
購入する動機は失われるという事らしい。
そして日本の会社のなかに歴然と存在する政治性。
もの以前に人間そのものに与える影響が先ずは先決ということらしいのだ。
しかし、海外のある国では素晴らしいものを作ればそのものを純粋に評価される。
それは決してもの以外に存在するいかなる環境をも一切排除して。
詳細な内容は本を読んでいただきたい。
同じような内容は先日紹介させて頂いた「お金は宇宙から降ってくる」中村義一著にも
掲載させていた。

つまり世界を先んじて開発された商品をそのものを見れるか見れないかという
環境の違いだろうか。

しかし、私にとっては実のところどうでも良い。
私は日本国に暮らしている。

ただひたすらこの世にない製品を作るべく情熱を持ち続け努力するだけだ。

先を急ぐ。


次に私の好きな脳科学者茂木健一郎氏。
養老氏の著作を読んだのは実はベストセラーだというわけではない。
私は逆にベストセラーという言葉が付いた本は何故かしら自分自身より
遠ざけてしまう。

しかし、昨今何故養老氏の著作を読んだかというと茂木氏の著作に
養老氏の名前があったからだ。
そのため興味を覚えついつい読んでしまった。
これで養老氏の三部作といわれる「壁」シリーズをあっという間に読んでしまった
ということになる。

そして竹内薫氏。
この方は元来物理学者であったようだ。
しかし、今現在はとても科学に詳しいミステリー作家。
私は実は無頼漢な面がお気に入りだ。

そんなことどうでも良いのであろうが。

既に上記にあげた3著作の内容は大部分忘却のかなたへと既に旅立っている。

しかし、自分の文章というとても世間では失礼という表現が似つかわしい内容を
自分なりに感じた点をいくつか並べてみようと思う。

この先も付き合っていただけるなら私はとても幸せ者に違いない。


先ず「言葉」。

初めに言葉ありきという有名な表現がある。
確かに言葉で表現しない事には自分の思いを伝えることは難しいであろう。
しかし、この言葉はとても曖昧だ。

例えばコンベア。
日頃弊社はこのコンベアと携わっているためこのコンベアという言葉を聞くと
頭の中には様々は種類のコンベアを思い浮かべることができる。
しかしだ。コンベアというものを見たことがない人物は。
どう頭に思い浮かべるだろう。

確かにコンベアは一つ極端な例かもしれない。

それでは誰しもが知っていると思われるみかん。
みかんという言葉を聞いて何を思い浮かべるだろう。
実はこのみかんにも種類があり、そして色の若干の違いがある。

ある人は夏みかんを。そしてある人は冬みかんを思い浮かべるかもしれない。

そうなると言葉を発する人間とその言葉を受ける人間。
常に全く同じ認識であるかどうかは疑問符が付く。

しかし、先ず他人とあった際いかがであろう。
会話をするだろう。そして言葉を発してそして言葉を受ける。

そしてこの言葉。
果たして自分の思いを100%表現できるだろうか。
又、表現すべきかどうかも考えるのではないだろうか。

自分で感じたこと。そして思いついたこと。
100%言葉で表せるか。
そして又、言葉で表す必要があるかどうか。

どうしても人と相手に認められないと生きていけないらしい。
相手がいるからこそ自分もいるらしいのだ。

どういうことかと書くと。
先ず人間という漢字。
これは人という一文字一人称で終わっていない。
他の動物。
犬でも然り。猫でも。
そして高等な動物である猿。
全て一人称で終わっており決して次に付く言葉はない。

何故人には次に間という漢字が付くのであろう。

人ではなく。人間。

それは人とは決して一人では生きていけない。
相手が存在しそして相手に認めてもらう。
それこそが人の生きる道なのだろうか。

この内容が身近で感じられる行為がある。
それはいとも簡単に感じられるとてもわかりやすい行為だ。

「けなす」と「ほめる」。

先ず「けなす」。
威張った人間。嘘はったりの人間が良くやる行為である「けなす」。
常に自分が相手より優位に立っていないと満足できない。
あるいはそれこそが偉い。つまり自分の弱さを懸命に隠そうとしている人物だ。
その行為の冠たる行為に「けなす」という表現がある。
しかし、これらの文章は既に私はけなしているのではないだろうか。

先を急ぐ。
けなす相手。つまりけなされた方の人物。
傷つきそして相手を憎む。あるいは恨みの感情まで湧き上がる。
そしてその行為を一生忘れない事さえあるという。

この行為は果たして相手を認めるという表現の近くにある行為だろうか。


続いて「けなす」と全くの対称にある「ほめる」
ほめられて恨みに思う人はいるだろうか。
あるいは一生憎しみを持つ人物はいるだろうか。

この行為は相手を認めという行為に最も近いと思われるのだが。


人である。そして人間である。

「言葉」という表現から一体何を書いているかわからなくなってしまった。

実は言葉は曖昧であると書きたかったのだ。
この曖昧とはとても重要な言葉らしいのだ。


人間が生きて行く上で必ず守らなければならない規則がある。
それは先ずは法律だろう。
それは目に見える明文化されている表現だからとてもはっきりと認識できる。

しかし、守るべきいや守ろうとしているという表現の方が的確なのだろうか。
明文化されたいない生きて行く上で守るもの。
それは「常識」。

言葉が曖昧であればこの常識もとても曖昧だ。
果たして皆同じ常識を持ち合わせているのだろうか。
しかし、それは一方明文化されていない法律とも言えるのだろう。

よく聞く言葉。「最近の若者は常識がなくって。」
この表現は古来よりある伝統あるとても由々しき表現方法ではなかろうか。

つまり常識とは曖昧であるゆえにもちろん世代間での常識の違い。
男女間。
そして国が違えば常識とは異なるのではないだろうか。

それでは常識とは明文化されるものであろうか。

常識が時代と共に変化するとすると。
あるいは人により常識そのものが異なるとすると。

常識を明文化するのは困難であろう。


では何故常識を守ろうとするのか。
それだけ曖昧な表現である常識などかなわなければ良いではないか。

それこそが人間だろう。
相手に認められようとする。
人ではなく人間だからこそ相手に認められようとする。

常識のない若者は表現こそ違えもしかすると相手から認められようと年配の方々からすると
実は常識外れの行為をやっているのではないだろうか。


「常識の違いと枠」

曖昧である常識は曖昧であるからこそ人によって違いが生じるのは頷ける。
しかし、常識という枠で何とか自分自身をはめてしまおうという考えが生じることがある。

それは実のところ一面では常識という表現に自分自身の弱さ。そして安定そして
安心。
不安な要素をなくす為に常識という言葉によりすがっていないだろうか。

良く耳にする言葉。「そのくらい常識だ。」
その常識という言葉を表面に出すと周りは安心するという心地の表れかもしれない。

実はご存知の通り常識とは変化する。
時代と共に変化する。

常識によりすがっているという事は実は安心とは程遠い生き方かもしれない。
なぜならその曖昧である常識が著しい変貌を一瞬のうちに変貌を遂げた場合。
恐らくその人物はパニックに陥る可能性すら予感させる。


そして今回の結論である「科学」。

この著者誰しもが語っていることに「科学とはわからないということが判る」ということ
らしいのだ。

わからないことをわかる為に科学は存在していると思っているふしが私には
少なからずある。

物理の世界では何とか数式で表現しようとする。
数式とは数字がありその数字とは絶対的な存在なように思える。

しかし、確かに考えてみると古典物理学であるニュートン物理学の数式には
必ず前提条件が付く。
そして絶対と思われていたニュートン物理もアインシュタインの相対という考え方により
いとも簡単に塗り替えられた。

そして科学とは常識という枠が必要かどうか。
それが破る為に必要だとしたら。

しかし、破るという表現にはその破るための内容を知っておかねばならない事は
書くまでもないだろう。
存分なる知識の蓄え。
それは何も頭だけの知識ではない。
人間には頭だけがあるのではなく、足もありそして手もある。

つまり実証科学なのだ。
人間として常に必要な事は頭と体。
つまり実践。実証科学がとても大切な要素に違いない。

科学には常に実験という表現が付いて回るように。

宇宙科学者にホーキングがいる。
このホーキング氏の著作をいくら読んでも一向に理解できない。
このホーキング氏について竹内氏は理解できない理由を記載してた。

それはこのホーキング氏。
理論の前提条件が絶対から導き出されているのでなく、そもそもの始まりが
絶対の反対である相対である。

つまり私が書けば、理論そのものがどうでも良いところから出発している。
それはとても曖昧でありそして相手がどう受けとろうがかまわない。
そこから出発しているという言う事だろうか。

私はホーキング氏の考えこそが科学そのものを表現しているといわざるを得ないか
どうか迷うところだ。


本日は長々と書いてしまった。
何を書きたかったか自分でも既に把握できていない。

実は、それは私が曖昧である人でなく人間だからだとかっこつけた言葉で終わらせ
たかったのだと書いた途端に皆さんは怒り出すであろう。


それでは又です。


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2006.7.4by 博多の森と山ちゃん



2006年07月03日

情熱ブログリンク集

今ブログへ相互リンクして頂いている皆様の情熱ブログの紹介です。

リンクご希望の方はお気軽にお申し出下さい。
但し、私目の独断と偏見の目が入ることを御了承下さい。


このリンク集の皆さんのブログは永遠のライバルでもあります。

ライバルとは互いに切磋琢磨する仲間であり競争相手でもあるとです。
しかし、相手が消えるのを喜ぶとか、相手の不幸を楽しむなど行為そのものは
ライバルとは決して言えるものではありません。

ライバルであれば互いにその存在を認め合いそして尊敬しあう。
その上助け合うのですばい。
その上、互いに競い合いひいてはその分野を大いに発展させる。
それこそが仲間、パートナーでありつまりライバルだと固く信じているとです。

そんな熱い情熱を持った良きパートナーであるライバルブログ。
それこそが我がブログとリンクを貼って頂いている素晴らしい皆様です。

今後とも宜しく末永く宜しくお願いしま~す。
ペコリッ!!







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素晴らしい皆さんのライバル情熱ブログ

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(何とこの作者の原さんは私と同郷福岡在中、そしてこの世にないものづくり愛好会会長さんをされとるとですっ。!!)


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2006年07月01日

本日はお陰さまで雨が降りませんでした。

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本日は我が九州は福岡、博多の町工場は現場工事。
それも外での高所での作業だ。
もちろん天候は雨の場合は中止するつもりではいた。

しかし、皆様の日頃の行いのせいであろう。
雨は結局降らなかった。
本日無事終了。

しかし、いよいよ蒸し暑くなってきた。
梅雨真っ盛り。
そして次には猛暑というとても嬉しい季節が登場する。

この世はやはり素晴らしい。


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それでは又です。