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2007年01月21日

1月21日 先日帰国しました。


緊張の日々が続く。
今現在のものづくりにおいて最大の悩みがやはり納期そして期限。
息の付く暇も無い。
もちろん本日も仕事だ。

その理由の一つには先日2泊3日で日本国を離れ飛行機で隣の国へ訪問した
事実もあるのだが。





先日ある方と隣の国へ飛行機で旅立った。
もちろん遊びではない仕事だ。

いよいよこの世にないものづくりは始まっているのであり、具体的処理方法そして寸法等を
現地視察を兼ね打合せのため訪問した。
今回はある方と訪れたのであるが、詳細を書く訳にはいかない。
内容を公開する行為そのものがそれに係わっている方々へ多大なる迷惑となる。

そのため隣の国大韓民国の現地の方とお会いしそして受けた印象を箇条書きで
書きとめておく。
あくまでも私見であることは了解頂きたい。

1.空港からソウルへ向かったのだが道路が広い。
  もちろん戦時の際の滑走路としての役割を考慮してあるのは書くまでも無い。

2.ソウルも暖冬。
  ソウル中心街を巡る大きな川は、冬には凍結するらしいが今冬は今だ凍っていない。

3.ソウル市内は高層ビルが乱立し、土地がなく値段が高騰。
  最早バブルに近いらしいが。

4.総じて金持ち。ウオン高、円安。
  賃金は最早日本より高いのでは。
  日本へのツアー旅行客が多いのはこの円安せいだ。

5.工場は既に中国へ移転。
  やはり安い賃金を求めて工場は海外へ移転しているらしい。

6.日本製品の信頼度は抜群。
  日本製は高価だが品質は大丈夫との認識がある。

7.IT分野は日本に以上に進んでいる。
  携帯テレビ電話を使用している光景を目の辺りにした。
  又、パソコンはあらゆる箇所で使用可能。

8.言語は日本語そして英語が通じる。
  日本語そして英語での会話があらゆる箇所で聞こえきた。

9.韓国の食事は辛い。
  とにかく辛い。

10.酒の飲み方は凄い。
  ビジネス終了後酒を飲むのだが飲み方が日本国とは異なる。
  現地産焼酎を小さなコップに全く薄めないで一気に飲む。
  隣に水が入ったコップがあり、焼酎を飲んだ後その水を口に含む。
  勧められたらの飲まざるを得ない。
  すさまじい。

11.飲酒運転の取り締まりは厳しい。
  あらゆるところで取締りを行っている。
  口を開け息を掛けるだけで飲酒量が測れる機器があり、それを口元に近づけられる。
  その数字を確認するだけで判断できる。
  さすがIT国だ。

12.人との付き合いが大切。
  会社名ブランドも大切だろうがそれ以上に人との繋がりが最も重要。
  同行させて頂いた方も何回もだまされたらしい。
  日本国での仕事は会社名ブランドが真っ先に来るが、この国はそうでもない面が
  多々あるようだ。
  つまりどれだけ実際にやれるかだ。

13.ITに対する投資金額は莫大。
  例えば10件の案件に投資するとして、その内1件でも成功すれば利益を稼げる
  らしい。

14.子供の頃から日本語、英語は覚え込ませる。

お会いした方々は一切、会社ブランドに頼った仕事を行っていなかったが。
実際の実力がものを言うようだ。
日本以上にその色彩が濃い。
同行頂いた方の韓国での信頼度たるやすさまじいものがあった。
再会の喜びを互いに抱きつき表現していた。特に現場の方。
そんな行為は殆ど無いらしい。
その方の今までの苦労が偲ばれる。

15.黄砂で土地を作っていた。
  空港自体が飛んできた黄砂を固めて作った土地の上にあるらしい。
  ソウル市内は土地が無いため郊外の土地の造成があちこちでされていた。

16.アニハセオ~。
  日本人と全く変わらない。
  私の方がより韓国人らしいと言われた。
  さすが儒教の国。
  目上を重んじる。
  招待受けた人物が箸をつけないことには食事は始まらない。
  酒を受ける、握手する際必ず空いた手を必ずどこかに添える。

17.食器を手に持たない。
  今回実際現地の方と現地にて現地料理を口にした。
  ごはんはスプーン食べる。
  おかずは金属製の箸で食べる。
  決して食器は手に持たない。
  そして昼間から焼酎を小さなコップで一気飲み。

18.国際都市ソウル
  ソウルは様々な人種が行きかうグローバルな国際都市。
  そこに近い都市福岡で暮らしている私。
  飛行機で1時間10分。

19.現地視察の場所はあの北朝鮮に近い場所。
  ソウルから向かう途中北に近づくにつれ壁に有刺鉄線が張り巡らされた軍事基地が
  あちこちに見られた。
  視察箇所の真上を軍用ヘリコプターが何機も飛んでいた。
  あくまでも現在停戦の状況であり終戦ではないとの事だが。

20.携帯電話の国際契約忘れていた。
  このため日本国内との連絡に不都合が生じた。
  現地にて電話を借りたが。やはり長電話はできない。
  帰国が一日遅れたのだが、我が嫁様には連絡しなかったため帰国後我が嫁様
  一言も口をきいてくれない。
  しかし、連日の飲み会で就寝が午前様であったのは事実。
  こちらの事情などもちろん通用はしない。

行きは同行者の方がいたのだが、帰りは一人だった。
英語そして日本語は通じ何ら問題はなかった。
しかし、酒飲みは連夜だったせいか精神的、肉体的には少々堪えた模様。
しかしながらこれからも休みなしの日々は続く。
疲れている暇などない。

現地では通訳の方と一緒。
通訳とは書いてもソウル中心地の高層ビルにある立派な会社の方2名。
日本での留学経験があり日本語ペラペラ。

しかし、同行者の方は言葉は分からなくても雰囲気で分かってたようだ。
この方世界を飛び回っている凄い方。
休日などないらしい。

最早韓国は日本以上に金持ちの国との印象はぬぐえないのだが。
それは私の首に問題があるがための印象であろうか。

人見知りがない。
短気。車運転時もしょちゅうクラクションを鳴らす。

生まれて初めての隣国仕事での訪問の印象でした。
書き忘れた内容については又。

疑問点等あればお気軽にお尋ね下さい。




それでは又です。
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読破。
「樅の木は残った 下」山本周五郎著。
名作ですばい。

読破中。
「天と地と 上」海音寺潮五郎。



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2007.1.21by 博多の森と山ちゃん