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2007年05月13日

5月13日 お客様。。。



本日は我が九州は福岡、博多の町工場では早朝のラジオ体操を終えると
即座に現場工事のため、その準備に取り掛かる。
科学的議論の場は設けずにトラックへ必要なものを載せる。
トラックには既に昨日事前にある程度のものは載せてはある。
しかし、全てを事前積載はできない。






最近でこそ、我が町工場より物が持ち去られ、盗まれることはなくなった。
しかし、去年末より3ケ月程度の期間工場から何者かに持ち去られると言う
被害に何度も遭った。
その度に警察と相談し、考えられる全ての防御を実行した。
あらゆる箇所への鍵の取付。内側よりの鍵。開き戸の溶接による閉鎖。
窓の格子。そして赤外線による警報、明かりの点灯。
そして警察への見回りの回数の増加の依頼。そして実行。
徹底しないことにはあらゆる手段を使い実際我が町工場へ侵入される。
事実、ガス溶断器にて鍵を切断され、品物を持ち去られるという想像できない事件も
起きた。
持ち去られた物は、昨今の材料費高騰の理由によるステンレス、真中等の色物と
言われるもの。それも根こそぎ到底2、3人でないと持てないような物まで。
他に電動工具はもちろん最後にはネジ切り機までが我が工場から消え去った。
保険会社よりは少々のお金は出たのだが被害金額からすると何の足しにもならない。


現場工事で必要なものを全て載せ終わると早速現場へと向かう。
私の会社での愛車デーゼルエンジン積載ライトバンに乗り込むとそのトラックを
追いかけるか如くにアクセルを踏む。
本日は自転車ではない。
確かにCO2、NOxは若干排出されたと思われるが私達の生活の糧である仕事を行う上で
致し方ないことでありどうぞご勘弁頂きたい。


客先への事前連絡した時刻よりも早く到着した事もあり、まだ客先担当者の方は
出社されていなかった。
こちらの現場は我が町工場にとって勝手知ったる場所。
作業を行うための準備に早々に取り掛かる。
間もなく担当者の方も来られる。
作業は順調に予定通り進み一応終了する。




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今回の作業内容の一つにホッパーへのバイブレータ、振動モーターの取付がある。
バイブレータを取り付ける理由はその振動によるホッパ内の詰まり防止だ。
棚吊り、ブリッジ、ラットホール、アーチング等。
但し、このバイブレータの取付には注意が必要だ。
バイブレータ取付架台をホッパーへ取り付ける場合決して全溶接は禁物。
全溶接での取付は溶接面が割れ外れる。
その上、取り付けた架台以外への箇所ホッパー本体へも亀裂が入ることがある。

必ずタップ溶接とし、溶接箇所にも注意を払う。
かなりの振動があるため全溶接での対応が得策のように思えるがそうではない。
メーカーからは溶接以外の部分より振動を逃がす必要があると以前耳にしたことがある。

又、このバイブレータ、振動モータは振動コンベアでも使用する。
ホッパー、シュート等で使うのは2P(極)が殆どだが、振動コンベアでは6P(極)、8P(極)を
我が社では使用する。
コンベア搬送時はより強い力を必要とするためだ。


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「そんじゃあ。動かしてみるばい。」
との担当者の声により試運転が開始される。
そして実際動かしながら作業を終えた様子を皆で見守る。
どの位時間が経過したであろうか。
我が町工場のベテラン職人から声が聞こえる。
「ここから漏れ出したばい。」
その声が発する場所へと皆移動する。
私も其処へ近づき様子を眺める。
確かに漏れている。

その様子を一緒に眺めていた担当者の方は即座に判断するなり言葉を発した。
「これは作り方が悪いとばい。」

この担当者の方はものづくりに詳しい。
大メーカーでの現場で働かれた経験がある。
体でものづくりを覚えられている上、理論的にも詳しい。
鉄工所の職人並みにものづくり作業は何でもこなせる。
そして素晴らしい事に私達に対して決して高圧的に対応されない。
そればかりか様々なアイデア、アドバイスを頂け私達とも技術的意見を交換する。


「作り直さんね。」
との発言より即座に我が町工場の職人は手直し製作作業に取り掛かる。
しかし、今回の製作は全てその担当者の指示の元実行する。
材料の選定、材料の寸法そして溶接位置。
担当者の号令の下我が職人は作る。
短時間で完成後、取付そして試運転。

「今度は漏れんばい。」
先程発言したベテラン職人がその様子を眺めながら言葉を発する。
「やっぱり作り方が悪かったろうが~。」
担当者の発言に皆頷く。


今回の作業を全て終えると我が町工場のトラックは職人を皆乗せ進み出す。
私も「有難う御座いました。」と頭を下げるとライトバンへ乗り込む。
そしてハンドルを握るとアクセルレバーを右足で踏む。

前へ進むエンジン音はいつもにましてすごぶる快調だった。
そして職人を乗せたトラックからも快調なエンジンが聞こえているに違いない。


それの理由はもちろん、担当者の方の笑顔が我々を送ってくれたためであったのは
書くまでもない。




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昨日5月12日は円陣の皆さん、そして大タメ先輩ふっ素屋さんたいへんお世話になりました。
勉強させて頂きそしてたいへん寛ぐことができました。有難う御座いました。
特に大タメ先輩ふっ素屋さんの発言には感銘を受けたとです。
感謝ですばい。



それでは又です。




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読破中。
「素粒子と物理法則」R.P.ファインマン、S.ワインバーグ著 小林鉄郎訳

読破。
「行きずりの街」志水辰夫著
日本冒険小説協会受賞作。
一気に読めますが。。。



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 皆様いつもお世話になり有難うございます。
 さあ明日から又一週間の始まりですなブログあるはず。
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2007.5.13by 博多の森と山ちゃん



 

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