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2006年09月18日

9月18日 我が町博多へも台風がやって来たっ!!



我が町九州は博多。
そこにある我が町工場。

その我が町工場へも台風13号は訪れた。
そして少なくとも私の周りでは電気、ガスそして水道は通常通り問題はない。





台風13号が訪れたのは9月17日午後より。
次第に風、雨共に激しくなり実は私は早めに帰宅。
しかし、徒歩のため雨と風を一本の傘では防ぎきれず全身ずぶ濡れ。

我が町工場の職人といえば遠方で現場工事。
あの台風の中、仕事はできたのだろうか。

そんな疑問を持ちつつ私はあくまでも徒歩通勤で自分自身の身の安全を確保するため
台風13号の中心が襲って来る前に帰宅の途に着いたのだ。


今回の職人の工事には我が親父が付いている。
私は図面が既に間に合わない状態のため、一人事務所に残り図面書き。

本来は昨日9月17日にて9月13日より始まった2つの現場工事は終了する予定ではあった。
1つ目の現場工事は無事予定通り終了。
そして昨日までの第2の現場工事状況は私は把握できていない。
事務所での作業のため現場へ足を運べなかったのだ。


それでは台風13号の状況報告。

私は9月17日午後4時ごろずぶ濡れになりながら艶やかな粋な水も滴る良い男と
自己満足しながら帰宅。
それを見た我が嫁様。
「あんた。何で帰ってきたと~。そげん濡れてまで。なんもかんもずぶ濡れやない。
 事務所に泊まっとけばよかったとに。」と。
それもそうだったと私も納得。
わざわざ台風の中約30分程度雨と風にあおられながら帰宅する必要性はなかったのかも
知れない。

そして我が嫁様。続けさまにいうではないか。
「さっき洗濯が終わったばっかりばい。又あんたの濡れた服洗濯せないかんやない。
 あ~っ。水がもったいない。」と。
私はいつものように無口になり平然と着替えを済ませる。
そんな中我が嫁様私に向かって続けざまに何か言葉を発している。
多分。仕事が又一つ増えたことに対する罵声であろうか。

そして我が嫁様の次なる言葉に何も答えずひたすら読書にふけることに。
ふと周りを見渡すと我が息子も読書にふけっていた。

しかし、我が嫁様は私に向かって言葉の連射。
いつものように機関銃のようにその高音の音波は私の耳に入ってくる。
しかし、既に私はその時点では馬耳東風。馬の耳に念仏だ。
一切私の頭の中にははいってこない。

これは我が家庭で生き残る為に身につけた最大なる私自身の防御策とも言える。

これも一応我が家庭のいつもの台風の状況でして。


いや本来の台風13号について。
特に風が強かったようだ。
我が家への突風に震え上がった時刻は確か17日21時ごろだったと思う。
その時刻に向かって次第に風は強まり、そしてその状況はガラス窓を揺らす振動にて
簡単に身に染みてわかった。

そして、最も激しく窓ガラスを揺らした突風はその21時を過ぎた頃から急におさまった
ような気がした。
窓ガラスを揺らす振動は突然のようにおさまり、そして不審な気がするほどに静かな音程へと
変化した。
突然なる静かな雰囲気に私たちは逆に不気味ささえ感じた。

そしてこれは嵐の前の静けさではないか。
次なる最も甚大なる被害をもたらすべく本来のその名の通りの暴風雨が襲ってくるのでは
なかろうか。
私達核家族は互いに顔を見つめあいそして互いに目配せしながら次なる状況を待つに望んだ。

しかしだ。
ついぞ。次なる展開は何も起きなかった。
確かに窓ガラスを微妙に振動させ、台風そのものの存在は確かなのもだと訴えてはいた。
あの一時期の多大なる突風による大きな振動は決して襲ってくることはなかったのだ。

私は安心して眠りにつくことに。

そして本日。9月18日。
私は本日も図面書きの仕事をするべく早めに起きる。
そして窓ガラス越しに外の様子を眺めるがいつもの日常と何ら変わらないと即座に判断する。
雨、風ともに既におさまり曇り空ではあるが俗に言う台風一過の状況だ。

私は我が息子と我が嫁様を起さないように静かに床を出て、昨日の残りのシチューを
温める。
都市ガスだ。ガスにてあのパロマ製の湯沸かし器だ。
IH。電磁式ではない。電磁誘導にての渦巻状の磁気での加熱ではないのだ。

そして西日本新聞に目を通しながら一人静かに朝食を取る。
その新聞には台風被害の様子を生々しく私の目へ訴えかけていた。
やはり被害はでていたのか。
そして我が生活の地。福岡の町でも瞬間最大風速が史上2番目に強かったとの記事も目に入る。


さすがに私は我が小さな町工場の様子が気になった。
そして静かに家を出て鍵を閉める。
そしていつものように歩いての通勤。

本日は祝日だ。
車は少なく。人もあまり歩いていない。
しかし、その通勤途中。

台風の影響を目のあたりにする。
歩道にはごみが散乱している。
そしてある家の屋根の瓦の一部が飛んでなくなっている。
朝早くから台風の爪あとを片付けるべくせっせと掃除をされている方も1人ではなく
多数おられた。

果たして我が町工場は大丈夫か。
かなり年代ものの建屋はいまだその位置を敢然と確保しているのか。
私の脳裏を心配と言う文字がよぎる。

その我が小さな町工場。
やはり台風被害が。

屋根。明かり取りのタキロンが数枚吹っ飛びなくなっている。
2階休憩所。壁のベニア板が一部はずれておりその隙間から自然の光が入ってきている。

しかし。その程度であった。

本日は我が町工場は休み。

昨日は我が町工場の職人は17時ごろには帰社したようだ。
一体現場工事がどうなったかはわからない。
それは私のみが出勤しているのであり我らが職人は休日のためだ。


明日からは又いつものものづくりを始める。
しかし、明日は同時に台風被害の復旧作業もやらなくてはならない。
次なる製品の納期も差し迫っている。

いつもと変わらぬ日常の試行錯誤のものづくりがいよいよ明日から又始まるのであ~る。

それでは又です。

あっっ。台風。ハリケーンそしてサイクロン。
いずれも同じものでして。ただ呼び名が違うだけです。
熱帯低気圧の中心の最大風速が17.2M/毎秒以上のものが台風ですばい。
台風については今ブログでいつか詳しく取り上げるとです。
そんなこと知っとるけんわざわざ書かんでよかったい。
といわれる方はどしどしご意見を。



備忘録として。
最近読破。
「新史 太閤記(上)」司馬遼太郎著

併読中。
「新史 太閤記(下)」司馬遼太郎著
「物理学とは何だろう(下)」朝永振一郎著

司馬遼太郎の書物で経営者にとって読むべき本が下の3冊。
そして順番もあるとのことですが本当でしょうか。
「峠」⇒「新史 太閤記」⇒「坂の上の雲」。
私はその言葉を信じつきあっているとです。


再度。それでは又です。





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2006.9.18by 博多の森と山ちゃん