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2007年09月13日

9月13日 熱源蒸気のみの連続コンベア式乾燥機(3)構造について。。。



この度、新規に開発製作完了した連続式コンベア式汚泥乾燥機。
構造は極めて簡単だ。
そのため運転そしてメンテナンスも心配要らない。




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新ベルトコンベア式汚泥乾燥機の仕組みは至ってシンプル。

乾燥機本体の概略構造図は下記の通り。


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乾燥させる処理物を左右あるいは上下の飽和蒸気で加熱されたローラーで挟み
ローラーを回転させることにより処理物は進行する。

投入口で先ず2ケのローラで挟み回転させながら加熱する。
そのローラーが2段となっている。
つまり投入後即座に2×2=4ケのローラーで加熱される。

合計4ケのローラーで挟み加熱された後いよいよスチールベルトコンベアへ落とされる。
スチールベルトコンベア部でもベルトを介してローラーが処理物を挟み加熱させるために上下に配置されている。

ベルト進行に伴い次々に何箇所にも上下に配置されたローラーに挟まれながら加熱が
続けられる。
ベルト下にローラーがありその真上にもローラが配置され挟みそして加熱されながら
処理物はベルト上を進行する。
上下ローラー全て強制的に駆動を掛け回転されており進行が止まる心配は無用だ。

ベルト進行速度はインバータで調整可能。
又、ローラーの回転速度はベルトの進行速度と同じであり一つのダイヤルで
ベルトそして全てのローラーの速度が調整可能だ。

そして左右、上下に配置された全てのローラーの隙間もハンドルにて簡単に調整ができる。
ハンドルを手で回せば左右、上下のローラー間の処理物の厚みを調整できる。

乾燥物、乾燥具合、処理量に応じてベルト速度そしてローラーの隙間を調整を行う
ことにより乾燥機自体の最適な環境へ持っていける。

ローラー内部は蒸気ドレンがなるべく溜まらない構造となっており
ローラー自体短時間で温まる。
蒸気のトラップはトラッピングの基本である個別トラッピングを採用している。

ローラー加熱だけではない。
なるべく処理物全体へ熱が行き渡るよう進行途中で攪拌装置を取り付けている。
乾燥させる物をベルト上で進行中にエアーブローにてかき混ぜ乾燥能力を高めている。

ローラー及びベルトへの処理物の付着はクリーナーで掻き落としている。

点検口を数多く設けてあり、点検そしてメンテナンスが非常にやりやすい。
又、軸受部へはなるべく高熱が伝わらないようグラスウール断熱が施されている。

御要望に合わせて乾燥機本体下にスクレーパーコンベアも設置することが可能だ。
スチールコンベア搬送乾燥中の落下物をこのコンベアにより乾燥機本体外へ
掻きだす事が出来る。
スクレーパーコンベアが進行することにより自動的に落下物の掃除、清掃を行う。




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ご関心があればどうぞお気軽にご相談下さい。


又、次回以降も今連続式ベルトコンベア式乾燥機の内容説明を続けるつもりです。


それでは又です。


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読破中
「冷たい密室と博士たち」森博嗣著。


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2007.9.13by 博多の森と山ちゃん