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2008年01月23日

1月23日 坂。。。



目鼻立ち整然な艶やかな美貌のあいつ女性専務に又しても困難が襲い掛かる。
それは突然でありとてつもなく大きい。
ようやく一つの山を乗り越えたとあいつ自身は少なからず安堵の心地に浸っている
ところだった。だがやはり現実は決して容赦はない。
いつもながら引き起こる突然の驚愕の出来事であり又しても更なる困難に立ち向かわねば
ならない。
それこそが生きている証であり着飾った衣服が引き裂かれようと這いつくばっても
ひたすら前進を試みる。





困難の中にひた隠しにされている成功という名称の見えなきものが何であるかなど
起こった当初は皆目見当など付くはずもない。
その困難が大きければ大ききほど又乗り越えるのに辛ければ辛いほど
次なる前進の先には灯る明かりは明るいはずだ。
それは前へ歩まねば見えないのであり進まなければ見えるはずもない。
そんな理屈は誰しもが分かっている。誰しもが前進する。
いくら歩いても歩いても先は見えない。どんなに先へ進もうとも周りは暗闇だ。
一向に明かりが見えて来ない。
常に諦めというささやきがあいつを襲う。そこで引き返せば楽になれるという誘惑が
あいつの全身を包み込む。




いつもながらスラリと伸びた2本足をわずかに隠した赤いスカート姿のあいつ女性専務は
次なる情報集めに様々な個所へ通う。
もちろん次なる動くものづくりを行うためであり現状打破、革新を常に求め
安定という最たる欠陥を補うために。
だが、さすがに堪える。今回のあの言葉はあいつ自身耳を疑った。
それは真実であり今現在の出来事であり決して架空、夢、映画の世界でも何でもない。
あの言葉が耳に入った時点であいつはその深刻さにしばらく茫然自失にその場に立ち尽くす。
悟られてはならぬ。あいつの今の心境が決して相手に分かってはならぬ。
必死の思いでその場を繕いその場を立ち去ろうとする。
すぐにでも出ていかねばそれこそ自分自身の次なる行動に自信を持てない。

何とか全身のあらゆる力を奮い立たせその場から立ち去る。
その表情はうつろで自意識は既にそこにはない。
浮足立った歩みは最たる美貌のあいつでは最早ない。
確かに歩み前進はしているのではあるが力がなくただ漂う感がする。
次第にこみ上げるものを必死に抑え歩む。ここで頬を濡らす訳にはいかない。
懸命にこらえる自意識だけはあいつには残っているようだ。
出来る限りの懸命の努力の笑顔はかえっていじらしい。
さりげない笑顔はどこかしらものさびしさが映ろう。

とめどもなく心の奥深い個所から込み上げてくるその大きさは時間の経過とともに
決して小さくならずむしろ拡大しそれこそ溢れんばかりだ。
しかし、抑えねばならぬ。決して表面へ表してはならぬ。
一旦堰が開くとその流れは勢いよく溢れんばかりに周りを満たせてしまうだろう。

抜群のスタイルとて心の鼓動は早まりわずかなる体の振動が続く。
呼吸は荒くなり絶え絶えになり掌には最早力が入らず痺れる。
魅惑の脚の色はより一層白色に輝き力入らず痺れながら交互に踏み出す。
周りに誰一人他人がいないのが幸いだ。
一刻も早く今場内から立ち去らねば。こんなみじめな姿は見られたくもない。

それこそ総毛立ちあの言葉の全身麻酔をかけられもぬけの殻となり果てた
あいつは最大限の力を発揮しその偉大な困難なる場所から全身を何とか拭い去る。

その場所から外へ体を差し出した途端その場に呆然と頭を垂れしばらくその状態だ。
次第に自意識が戻りだす。次第に自分自身の今現在の状況の把握を始める。
全身の痺れの回復とともにこみ上げるものが大きくなりついには流れが頬を
伝わる。
決して手で拭うこともせずその流れに任せる。
ふと顔を上げる。そこにはいつも待機している坂が歴然と存在している。
この場所へは必ずこの坂を下らねばならない。帰る際は必ずこの坂を上らねばならない。
この場所への行程の必需品であり必ず通る坂だ。

長い黒い髪のあいつはさらにその坂を見上げる。
その坂の頂上へ見つめる。涙に濡れた瞳にはぼんやりと映る影がある。
はっきりと明確ではないが姿がある。人が立っている。
確かに誰かがそこには立っている。
あいつは即座に分かる。その影の人物が誰であるかがすぐに認識できる。
やはりいた。やはりその坂のてっぺんに待っていてくれたのだ。
あいつは走り出す。あいつは一目散に走り出す。
脇目も振らず長い黒い髪を振り乱しながら。

あいつの頬を濡らしていた悲しみの涙はいつしか歓喜の涙へ変わっていた。。。




それでは又です。


読破中。
「創造する経営者」P.F.ドラッカー著。


「姑獲鳥の夏」京極夏彦著。


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2008.1.23by 博多の森と山ちゃん



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