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1月27日 彼。。。



確かにあいつとて理解できる。
目の前にある数字を使ってでの会計中心の経営計画書が今だに幅を利かせ
我がもの顔で罷り通っている。
本来最も重要である営業、商品開発こそが計画の中心であるべきであり
実際の営業戦略こそが経営計画であるべきだ。
我が町工場のような零細企業とって損益分岐点たる数字の組み立てによる計画回答が
今だに日本国企業の6割以上が赤字である現実からも既に次なる行動の答えは
出ている。





なるほど最たる美しき整然な顔形のあいつは今更ながら頷く。
会社の力量、業績全ては社長の責任でありその以外の人物には何ら係わりがない。
だからこそ戦略と戦術の違いを徹底的に学び最も適した戦略を身に着け行使する。
その戦略の元になるのが経営計画書であり今だ歴然と存在を示す会計中心計画とは
全く異なる営業、商品開発中心の計画だ。
数字は目に見えるため視覚に訴えられ本来の本質から離れようと
そのまやかしにいとも簡単につい追随してしまう。
本質は目に見えない部分でありそれが本来学ぶべき内容だ。
目に見えないこそまやかし、迷信がはびこりより一層目に見えなくなってしまう。
だからこそ計画が必要なのでありだからこそ戦略が必要となる。

世間で目に触れる新聞、雑誌、書籍は大企業中心に書かれており
あいつの女性ばかりの零細町工場に当てはまるものは数少ない。
徹底的に零細町工場の今後を研究するのでありそれは大企業の戦略とは
全く異なる。

そうか。零細企業は先ずは短期間での経営計画を作成するのか。
抜群のスタイルをなんとか紺色の作業着に抑え込んだあいつは又しても頷く。
それによりバタバタ貧乏と決別するのか。
忙しいだけで儲からない日頃と一切お別れできるのか。
営業中心に先ずは身近な点から始まるんだな。

う~ん。なるほど。
先ずは隗より始めよそして鶏口となるも牛後となるなかれと言うことだな。




色白のスラリと伸びた2本足をわずかに隠した赤色のミニスカート姿のあいつは
本日も仕事だ。
朝からパソコン画面に向かい図面描きに勤しむ。
平日とは全く異なるの静かさを存分に味わえる曜日こそ知識労働は捗る。
コーヒーカップを片手に喉を潤しながら独りキーボードを叩く。
どれほどの時間が経過したであろう。
大きく背伸びをしわずかな時間の休息を味わう。
そして事務所を後にしコンビニへと魅惑の2本足で向かう。
旦那は最近は弁当など作ってくれるはずもない。
あいつは休みなしだがあいつの旦那とて主夫業があるのであり明確な日曜日はない。
あいつに恨み事を述べる資格などないことはあいつ自身がよく分かっている。

ブルゾンは羽織っているのだが素晴らしきスタイルはなかなか隠せない。
ブルゾン下の恰好は紺色の作業着上着に赤色のミニスカート。
そして短靴の安全靴。全く喧噪の日々の平日と何ら変わるところはない。

会社近くのコンビニへ到着すると即座に弁当コーナーへと足を向ける。
それは入口の扉を開け本日の昼色が置かれた場所へと向かう。
その途中何気なしに右側に顔を向ける。
向こうには一人の人物が立っていた。
あいつは顔を向きなおし本日の昼食が置かれた場所へ向かう。
足が止まる。あいつは前進を止める。
ふと振り向く。先ほど目のあたりにしたその姿をもう一度見直す。
あいつは短時間で見ることをあきらめ弁当コーナーへと急ぐ。
そしてお気に入りの弁当を色白の艶やかな手に取ると再び振り返る。
その視線の行方は再びあの姿へ向けられる。
あいつは心臓の鼓動を感じる。その鼓動が高鳴り始める。
顔色が薄い赤色に染まり何かしら動作がぎこちない。
あいつは振り返るのをやめると顔を下に向けしばらくそこに立っていた。
何か決意をしたのだろうかゆっくりと歩み始める。
しかし顔は今だ下を向けたままだ。
あいつは歩き始める。レジに向かうはずの行程の途中で突然歩みをやめる。
一旦立ち止まる。再び歩み始める。しかし歩む方向がレジの方向ではない。
その方向は何と先ほどからあいつが気にしていたその人物の方向だ。
あいつはゆっくりとではあるが左に折れるとその人物の方向へ歩み出す。
あいつはとうとうその姿へと向かって歩み出したのだ。
突然だった。それは突然の出来事だった。
あいつの歩む姿の右側を小さな子供が追い抜いて行った。
そしてその小さな子供はあいつが向かうべき姿へと向かい近寄りそして立ち止まる。
子供が何か言葉を発するとその人物は子供の方へ顔を向ける。
その瞬間だった。その人物が子供に顔を向けたところだった。
その姿の人物の目線とあいつの目線が重なる。
あいつとその姿の目と目が合う。
わずかな時間であろうが二人ともしばらく見つめ合う。
向こうの姿は子供に呼ばれ顔を下に向ける。
子供が指さす方にはその人物の伴侶であろう女性の姿があった。

あいつはその様子をしばらく眺めると突然振り返り急ぎ足でレジへと向かう。
お金を払うといそいそとそのコンビニを後にする。
決して後ろを振り返らず。ただひたすら前方を見つめ。
次第にその歩む速度は速くなる。次第に速足となりとうとう走り出す。
懸命に会社に向かい走り出す。




何故そんなに走るんだ。いったい全体何故走らねばならないのか。。。




それでは又です。


読破中。
「創造する経営者」P.F.ドラッカー著。


「姑獲鳥の夏」京極夏彦著。


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2008.1.27by 博多の森と山ちゃん



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