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私共でやらさせて頂いている内容が。。。。



昨日の日本経済新聞の夕刊を眺めていると。
非常に驚くべきが記事が私の目に飛び込んできた。
小さな写真付記事であるのだが。

しかし、私はやはりこの記事には目がいかなくてはいかない理由がある。
そのため何回も繰り返し読んだ。
そして熟読したのだ。

それは今現在お客様からの提案により試行錯誤している内容と似通っていたのだ。
このアイデアは既に現実化されていたのか~。



本日の我が九州は福岡、博多の町工場の風景です。
TIG溶接しています。


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さすがに私は驚嘆した。
今現在お客様とあるメーカーのご支援により試行錯誤をやりながら
順調に進捗している物件がある。
これはお客様からの出されたアイデアだ。
このお客様から提案される内容にはいつも深い感銘を受ける。

そして今回もそのご要望に応えるがごとくあるメーカーを手を携えてやっていた。
今現在まさしくその対応にものづくり情熱をふんだんに込め行っていた最中なのだ。

その物件と近い内容の事柄が。
何と日本経済新聞の夕刊に掲載されているではないか。
実際は少々異なるが。

お客様、メーカーそして弊社で行っている物件の詳細は決して公表できないし、するつもりもない。
しかし、この考え方はとても素晴らしいと内容を聞かされた時点から思っていた。
まさしくその素晴らしさが証明されたとも言っても良い。
我が社はやはりとても良いお客様に囲まれていると感を又一層強くさせて頂いた。

新聞の内容を要約する。

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「なるほどビジネスPhoto」

東京都の六本木ヒルズ。
昼時散歩道で頭の上からシュッワーと音がして、霧に包まれた。
爽やかな涼感が漂い気温も二度ほど低くなっているという。

ある気温そして湿度になると自動的に水滴が噴き出し霧になる。
これは「打ち水」の原理。
水が蒸発する際、熱を奪う性質を利用し気温を下げている。

水滴の大きさは非常に小さく「ドライミスト」とも呼ばれ肌に触れても濡れた感じがしない。
このドライミストでヒヤッとした森林の雰囲気を出そうとしている。

開発したのが東京理科大の辻本誠教授。
昨年の愛知万博でも実証済み。

運用期間は九月三十日までだが他の施設にも設置を検討する予定だ。


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いやはや驚いた。
既に実証済みとある。

実はこの噴霧を今現在は全く違う他の用途での利用を検討している。
そしてそれは実際うまくいきそうだ。


こういうこともあるんだなあ~。

それにしてもお客様の発想にはいつも驚かされる。
たいへん有り難い。
これこそがこの世にないものづくりの原点なのだろう。

熱い我が社のものづくり情熱が決して冷めることがないのはやはりお客様のお陰だ。
もう一度お礼を書いておこう。
有難う御座います。そして感謝しております。



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本日の我らが職人の様子をもう一度。


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鉄板上に無数のケガキ線が。

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本日の午前中は台風の影響で雨がたいそう落ちておりました。


水溜りにて。

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濡れた傘の表面。


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それでは又です。






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 皆様たいへんお世話になり有難う御座います。
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2006.8.19by 博多の森と山ちゃん




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コメント

こんにちは!
最近の森と山ちゃん謹製のお写真からは、リリカルな詩情がたちのぼっり、心に一筋の涼風が吹き込むようです。

<ドライミスト>私も記事読みました。
やはり時代はエコロジー、
より自然で環境負荷のない技術へ
流れるようです。
この場合、技術というより
アイデアでしょうか?

最近気になるのが、
雨の日に、ショッピングセンターの入り口に置かれる傘いれビニール?です。

雨しずくを避けんがために、
大量のビニールがゴミ箱行きは
このご時世いかがなものか?
と使用済みから拾ったものを
使っておりますf^_^;
(↑ささやかな抵抗)
ジェットでバシュッと傘の水滴を
飛ばせる機械ないものか・・・
といつも思います。

>ものづくりができるのはやはりお客様のお陰だ

同感です(ё_ё) 

★この世にはないものづくり愛好会会長様
今回はたいへん素晴らしいご提案を。
さすがです。

>ジェットでバシュッと傘の水滴を飛ばせる機械ないものか・・・
確か。もう既にこの世には存在していたかと。
要するに手をジェットで吹き飛ばす要領ですね。
捜しときます。

今回のコメントから少々補足を。
先ず濡れるとは。
これは液体と気体の境界、界面での界面張力、液体の表面張力が大きく左右しとりまして。
界面張力が大きければ濡れやすくそして界面張力が小さければ濡れにくい。
例えばテフロン。
テフロンは界面張力が非常に小さい。
そのためテフロン加工のフラインパンでも油をひかなくて物が引っ付かない。
鉄板だと濡れるため食品が引っ付く。

しかし濡れないと困るのに洗濯がある。
水と油は混じらない。
そうなると繊維についた油汚れは落ちない。
そのため活性剤つまり洗剤を使うとです。
実際は活性剤が油の全体を覆ったようになるとですが。

少々それました。
日本国には濡れない傘があります。
福井洋傘さんで高価ですが作られています。
そしてビニールのリサイクル。
原料として中国へ渡っています。
多分高価で買い入れるためだと思われます。
なかなか日本国内でのリサイクルが進まない理由に原料確保の難しさもあるようです。

発想ひとつですよね。
新たなものを開発したりするときって、結構身近なとこにヒントが隠れていたり。。。

職人さん、暑い中ご苦労様デス。
台風は被害なかったでしょうか??

★フフフお姉さん
その発想がなかなか。
つくる立場と使う立場では発想に違いがある場合が多々あるとです。
ヒントはひたすらお客様。
お客様の声こそが発想の原点でして。

こんにちは!

このミストは昨年の愛知万博で
実際に体験しましたよ。とても
涼しかったです。

私も異業種交流会でいくつか
開発品を試作しましたが今のと
ころ全部ボツです。(~_~;)

よいメンバーに囲まれ、ますます
のご発展を祈念しています。

★伊藤社長
そうですか。
愛知万博で実体験されましたか。

ほうっ。
異業種交流会なるものがあるとですか。
そして開発品の試作を。
すごかです。

このドライミストはコスト面でも好評です。
莫大な資金は必要なく我が社でも安心してやっとります。
いつも資金には苦心させられとりますので。
今回はリスクの小さな開発案件です。

伊藤社長も一刻も早くNASAへ開発品納めて下さい。

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