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12月2日 コンベア式汚泥乾燥機。加熱方法ー伝導伝熱について。


弊社のコンベア式汚泥乾燥機は伝導伝熱と輻射伝熱方法をとっている。
伝導伝熱として先ず投入口、上下2ケのローラー。そして加熱部の下側。
最後に排出部のローラーで加熱している。
これら伝導伝熱の熱源は蒸気だ。
この蒸気は工場内の余剰蒸気があればそれに越した事はない。

そして加熱部にて材料上から輻射伝熱で加熱している。


コンベア式汚泥乾燥機のページはこちらをクリックされて下さい。


下記スライドショーにて九州は福岡、博多の我が町工場でいよいよ最終試運転となった
様子を眺めて戴けたら幸いですばい。










昨日書いたが乾燥機の加熱方法としては

1.対流伝熱
2.伝導伝熱(単に伝熱と言う場合もある。)
3.輻射伝熱(ふくしゃでんねつ)
4.その他

があり今回は伝導伝熱について。

伝導伝熱とは材料をを載せた板などを加熱しその加熱された板より材料へ熱を伝える
熱伝導で材料を加熱し、乾燥させる。
前回のブログで記載した対流伝熱乾燥は直接材料へ熱を加えるが、
この伝導伝熱乾燥は、金属板等から材料を加熱することから、対流伝熱を直接加熱、
そして伝導伝熱を間接加熱と呼ぶことがある。

又、伝導伝熱は排気されるガス量が少ないため対流伝熱より熱効率が高い。
対流伝熱では考えられる熱風による材料の飛散、酸化あるいは爆発の危険がある
場合にはこの伝導伝熱が有効と言える。
乾燥速度を上げる為には、材料と加熱板との良好な接触が重要であり
攪拌、混合あるいは加熱板へ対して材料を薄くそして広く接触させるなどの工夫を
行う。

そのため、我が社のコンベア式乾燥機は投入部に加圧成形ローラーを材料の上側に
設置し、そのローラーでなるべく薄くそして広くコンベアベルトの表面へ広がる工夫を
行っている。
又、投入部は材料である汚泥が詰まる可能性が大きいためエアーシリンダを利用した
投入装置を設置することにより、投入部でつまりこぼれるあるいは全く加熱部へ材料が
進行できないと言う問題は一切起きない。
この投入装置はいずれ写真で紹介しようと考えている。

次回は輻射伝熱について。


参考文献:「初歩から学ぶ乾燥技術」中村正秋、立元雄治著
参考サイト:「特許庁」乾燥技術




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「さあっ。さっさと図面を書き上げ次なる提案事項へと進まねば。」
私は一人心地で呟いた。
しかしこの一人心地と言う文字は辞書では見かけない。
いわゆる俗語であろうか。
一人心地で呟くも辞書には掲載されていない。
だから何なのだろうか。
こんな内容を書けるのは土曜日だからだと決して理由になっていない原因を押付け
ひとまずこの独りよがりの話題を終わりたい。


そして、私は本日は土曜日と言う平日そして日曜日の感覚とは異なる心境で仕事に入いる。
しかしながら土曜日と言う静けさは日曜日とは異なる。
一切の騒々しさから我が身を救い出すあの安寧たる安らかな静かな日曜日とは相違する。
平日の喧騒たる緻密を果てしなく期待される時間の過ごし方からは少しは解放されたとの
感覚が私自身に安逸を与えてくれるのが土曜日だと感じ入る。

土曜日と言う曜日は好きだ。
平日でなく、日曜日と言う休日でもない。
その曖昧かつ中途半端であるためその存在価値は私にとっては絶大なる
そびえ立つべくひときわ勇勇しい存在だと私自身の脳細胞を占領している。

零細企業にとって土曜日が休日だということはほぼ不可能に限りなく近く、
それこそが大企業との大いなる曜日感覚の相違点であるのは間違いないであろう。
むしろ我が九州は、福岡、博多の我が町工場は土曜日そして日曜日は現場工事で
の活動を設定されるべく曜日であるためより一層曜日に対する触覚は鈍いのかも知れない。

それを大企業との格差などと非難あるいは悲嘆に暮れるなど、惨めでひたすら自分自身を
間抜けで既にしおれた人間だとの公言をほしいままにするなどの行為だと既に理解と言う
表現以上に生まれる以前から認識していたのではないか。
そもそも格差と言う言葉には先ずは、その言葉を発する人物に対して何らかの私はどうしても
疑いの感が芽ばえそしてひとしをの寂しさを感じ得ずにはいられなくなる。
それは人間として生まれた時点で既に格差という文字は自分自身に降り掛かっているのであり
それを何を今更大声を上げるのかとの呆然とただ眺めるだけの傍観者と瞬時になるのだ。
その根底にある自分自身が幸福であるとの認識が欠けているのがそもそもの原因であり
その幸福感をわざわざ自分自身から常に遠ざけようとする行動がどうしても垣間見られる。
確かに世間では成功と言う二文字が一人歩きしそして成功のみがこの世での存在価値が
あると常に私達自身の胸襟深く常に訴訟起こしているようだ。
裁判官が常に自分を見張っておりその裁判官には決して逆らう事など思いにも浮かばず
ひたすらその裁判官と言う世間を信じ成功と言う文字ヘと全身全霊をかけ向かう。
そしてその際自分自身をひたすら幸福と言う二文字から引き離そうとすればするほど
最早その人物は人間と言う人の間に存在する価値を損ない本来の獣である人に
戻ってしまうのではなかろうか。
単なる事である。簡単なはずなのだ。
ただ自分自身が常に幸福だと呟いてさえいれば良いのだ。
一体幸福、幸せ以上に何を望みそして何を欲しがっているのだろう。

私は土曜日にこの事務所で仕事している。
これは幸福なのだ。今時点で幸福なのだ。
過去は忘れた。そして未来など決して分からない。
私は今の時点を生きている。ただそれだけなのだろう。

しかし、土曜日は好きだ。
喧騒たる平日。そして安逸たる日曜日。
その両者に挟まれた曖昧かつ中途半端な曜日である土曜日。

私は先ずはあの現存する機械になりきろうと決意したところだ。
もちろんこれが幸せな行為に違いない。




それでは又です。




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読破。
「火車」宮部みゆき著。
社会的背景を断固として記し、その上で犯罪者をどこかしら被害者であるような
視点で見つめ得る庶民的感覚が随所に現れるやはり女性ならでと唸らせる傑作。
女性の心の奥底はやはり男が描くと似非(えせ)になるのでしょうか。

読破中。
「蝉しぐれ」藤沢周平著。




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 皆様いつもお世話になり有難うございます。
 明日は久方ぶりの休日だ~。ブログあるはず。
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2006.12.2by 博多の森と山ちゃん



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