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12月15日 コンベア式汚泥乾燥機。臨界点について。


先ず「臨界点」と言う言葉。
これは物理用語だ。しかし他の分野でもよく見かける言葉だ。
この臨界点を越した流体を超臨界流体と呼び、水であれば超臨界水と名付けられる。
最近ではこの超臨界水は原子炉に用いられる事で知られていると思うのだが。


今回も我が九州は福岡、博多の町工場の我らが職人の様子を動画でアップするとです。
アルゴン溶接は必ずしも材質はステンレスに限りません。
動画ではSS、スチール材を溶接しとります。










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先ず「臨界点」とは何か。
単純に書くと、液体と気体が一致している時点を指す。

液体や蒸気を加熱し温度を上昇させると体積は増加する。
しかし、重量、重さは変わらない。
加熱するにつれ、重量は変化しないのに体積のみが増加する。
この現象は上昇するに従い圧力が増加していると言い換えられる。

一定の圧力のもとで加熱するのではなく、液体、流体を加熱すると同時に圧力も
増してやることにより、これ以上上がらない温度、つまり臨界温度そしてこれ以上の
圧力が増加しない圧力つまり臨界圧力が一致した時点が出現する。
これが臨界点であり、この臨界点の現象が液体と気体の両者の性質を持つ。
言い換えれば先に書いた液体と気体が一致している時点と書ける。

臨界点では気化熱が全く発生しない点とも書ける。
又、臨界圧力以下の気体を蒸気と定義付けられており、そして臨界点以上の物質は液体
あるいは気体とは言えない特殊な状態となりこの状態時を「超臨界流体」と呼ぶ。
水は臨界点以上であれば「超臨界水」でありその性質は水の固体、液体、気体とは
全く異なる状態へと変化する。
他の流体であってもそれぞれ特殊な状態へ変化するため、この超臨界流体は実際
産業界でも様々な分野で利用されている。
例えばコーヒーの抽出、環境汚染物質の分解あるいは原子力関連であれば燃料の再処理など。


「超臨界流体」については実際目にすることがないため、私にとっては理解が難しい内容です。


参考文献:「絵ときでわかる熱工学」安達勝之・佐野洋一郎共著
参考サイト:「超臨界水とはなんぞや?」
        「超臨界水・超臨界流体」
        「超臨界分解 -超臨界技術研究所」




それでは又です。




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読破中。
「ながい坂(上)」山本周五郎著。
ひたすら淡々と静かに文字が綴られています。


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2006.12.15by 博多の森と山ちゃん



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