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5月9日 温室効果。



本日は約8時間ディーゼルエンジンを載せたライトバンを運転していた。
又、新たなる案件であり、その実稼動場所である現場の工場へ足を運んだ。
そしてようやく先程帰社した。





ディーゼルエンジン積載ライトバンを仕事上使用する。
本日は早朝よりそのライトバンに乗り込む。
業務ではこの車は私の愛車だ。
本日は早朝よりドアを開け椅子に座りETCカードを差し込む。
その装置からは差し込むと即座に「カードを確認しました。」との女性の声が聞こえてくる。
その声に安心し、キーを回しエンジンを掛ける。
確かにそのエンジン音はガソリン車より大きい。
その上振動もする。
しかし、ディーゼル車の座っている私を強制的に動かす振動は、我が町工場で製作する
振動コンベアそして振動フィーダより遥かに小さい。
このディーゼルエンジンは環境に優しいという理由から既にヨーロッパの車の
比率は高い。
それはガソリン車に比べ燃費が良いため二酸化炭素CO2排出量が少ないとの理由に
よるものだ。
しかしガソリンエンジンより有害物質を排出しやすいのも事実だ。
それはNOX、PM。
当然ながら漸次排出規制は厳しくなっており、関東、兵庫では違反車は乗り入れ禁止だ。


ハンドルを手に持ちひたすら前に進める。
その工程の殆どが高速道路、九州自動車道だ。
南に下るにつれトンネルの数が多い。
数多いトンネルの中には長いトンネルも存在する。
その中でも加久藤、肥後トンネルは共に6km以上ありハンドルをついつい強く握る。
決して事故を起こさぬようスピードに気をつけ、安全運転に心がける。
運転中はどうしてもイニシャルHに関することばかり思い浮かべるが
決して興奮などせずに冷静にかつ沈着に車を進める。


しかし、温室効果とは一体なんだったけ。
ついぞディーゼルの振動と騒音に慣れ親しみながらその疑問が頭の脳細胞をよぎる。


地球と言う星を包んでいる気体を大気と呼ぶ。
その大気を構成していのは窒素、酸素、アルゴンそして二酸化炭素CO2だ。
その二酸化炭素はその大気の中でも僅か0.04%に過ぎない。
しかしその二酸化炭素が曲者で赤外線を吸収して大気を暖めるという性質を持っている。
この大気を暖めることを温室効果と呼びそしてこれが地球温暖化に繋がるとされている。

ガソリンエンジンはディーゼルエンジンよりCO2排出量が多い。
そのためディーゼルは環境に優しいとされてはいる。
その比較については排出されるものにより価値判断の違いはありそうだが。

最近ではCO2の排出量が少ない燃料としてエタノールが脚光を浴びているが。
原料となるものでその製作工程が異なるのはもちろんだ。
しかし、製作工程で発生されるCO2の量についてはどう考えるかはこれからの
課題なのだろうか。


お陰さまでデーィゼルエンジン特有の振動と騒音は本日も快調だった。
もちろん私の体調も快調だ。
そして私の脳裏に残っているイニシャルHの創造力も至極快調であったのは
書くまでもない。




それでは又です。




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読破中。
「物理法則はいかにして発見されたか」R.P.ファインマン著 江沢洋訳




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2007.5.9by 博多の森と山ちゃん



 

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