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5月10日 バイオマス。



本日は現場工事。
もちろん私も客先へ出向く。
そして現場は弊社の事務所よりはすごぶる近い。
そのため自分の体を存分に活用するため自転車で客先へ向かった。





私は事務所の下の倉庫に置いてある自転車のハンドルを手に取り
道路へと出す。
これは我が社の愛車の一つであり、自動車の免許がない事務員さんも
存分に活用している。

颯爽と私は自転車のサドルに跨りその小さなタイヤを回転させるべく
ペダルを踏む。
タイヤが小さいためペダルを踏む回数は多い。
しかしながら、風を体全体で感じ俗に言う風を切るという感覚は
自分自身を爽快感で包む。
その爽やかな心地はいつしか速度を上げるという行為へと展開させる。
次第に、呼吸は荒くはなるがそのそこはかとない疲労感がより一層我が肉体の
筋力を活動させ健やかな感覚を覚えさせる。

今回は自動車を使わないのであれば私自身から発する二酸化炭素CO2は
僅かな量に違いない。
自転車からは一切有害ガスは排出しない。
確かに私は酸素を吸いそして二酸化炭素を出している。
それは人間が生きる上で必要不可欠な自然な行為である。
自転車での活動では確かにペダルをこぐ人間が二酸化炭素は排出はするが
環境に優しいという行為に違いがないはずだ。

しかし、我が町工場の職人は荷物を載せ自動車で現場へ出向いたという行為は
例えCO2の排出量が若干多いとしても致し方ない行為でありどうぞご勘弁頂きたい。


勘弁頂こうかと言う思いがいつの間にかある疑問を導き出した。
最近さかんに耳にしそして見受けられる言葉にバイオマスという文字がある。
そもそもこのバイオマスとは何か。
私は自転車を降り作業すべくその現場で職人らを待ちながら自分自身へ
疑問を投げかけた。

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バイオマスとは本来は生物資源の量と言う意味合いであろうが
実際は化石資源を省いた再生可能な有機物の資源を指す。
原油などの資源は除いた家畜排せつ物や生ゴミ、木くずなどの動植物から生まれた
再生され得る資源のことのようだ。
バイオマス活用は現在国を挙げて取り組んでおりリサイクル社会を目指すうえで
欠かせない活動となっている。
バイオマス資源を利用して、エネルギーとしては燃料。
そして資材としては有名な生分解性プラスチックあるいは堆肥等に使用される。
発電所もこのバイオマス資源の活用は活発であり発電タービンを回すボイラーの
燃料として今後も量は増えるだろう。


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昨年から今年に掛け我が町工場でも発電の燃料を創出するべくバイオマスプラントの
ある部分を手掛けさせて頂いた。
搬送と選別ラインであった。
しかし、その処理物は我が社も初めての経験でかなり苦労した。
全体的にもそのプラントはあらゆる部分でかなり試行錯誤されていたようだ。
当初頭に全くなかった現象が立て続けにおきた。
その度に現場へ足を運び次なる対策を立てる。
時間とお金とそして血と汗の結晶がかなりの量になったはずだ。

その苦労と言う経験は後で振り返ってみると懐かしむ思いすら浮かんでは来る。
その際の血と汗は今後喜びへの貢献へと変貌するのは既に分かっているのだが。
その時点では一切余裕などなく、ひたすらその問題解決のみに四六時中悩まされる
ものだ。
苦労と言う二文字はいとも簡単に文字では書けるし又口でも簡単に言える。
しかし、実際その苦労を味わっている時点ではひたすら苦しむだけで
その後は二度と味わいたくないと思うものだ。
いずれ又前にも増してさらに大きな苦労が襲ってくるに違いない。
しかし、その苦労はいつかは報われるはずだ。そう信じて生きているですばい。

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昨今注目されているエタノール燃料もバイオマス資源だ。
このバイオマスはリサイクル社会を目指す上で欠かせない資源である事は
周知の事実だ。
そして生物系からの資源活用となると実際使用後までの全体的な
二酸化炭素排出量が減らされるとすると当然ながら環境に対しての
貢献に繋がる。

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そのバイオマス活用段階において乾燥工程が必要な場合は
是非我が社開発のベルトコンベア式乾燥機の導入も是非検討に入れて頂きたい。
バッチ式ではなく連続式である上、最近開発した第2号機は熱源は飽和蒸気のみ。
もし、バイオマスボイラーにて蒸気を発生させその蒸気を利用し、我が社開発の
乾燥機で乾燥させるとなるとそれこそ環境へ多大なる貢献を果たすことになる。
一切、重油等の燃料を使用せずバイオマス資源が活用できればそれこそリサイクル社会へ
又一歩進めることができ得る。
ここでは我がブログなため少々宣伝させて頂いた。

2号機蒸気式ベルトコンベア式乾燥機についてはお気軽に
お問い合わせ下さい。



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今回の現場工事は半日で終わる予定であったし実際短時間で無事終了した。
そして客先では新たなる引合を頂く。
たいへん有り難いことだ。

これはやはり自転車で通うという行為が環境、自然に対し貢献を果たし
そのご加護が次なる案件を私へと授けて頂いたのではないか。
自然環境を守るという行為がひいては次なる仕事を任せられるという
それも自然と言う行為の一つに繋がったのではないだろうか。


環境に優しいという行為こそが、仕事を行う上でも大切な事であるし
又、人間として日常心がけておかねばならない事なはずだ。
今後益々自然破壊に対する監視は重要性が増すのは書くまでもないであろう。

そうなると今後も自分自身でも身近なところから環境へ貢献を果たして行こう。



ようし。今後如何なる遠方のお客様でも自転車で向かうぞ~。




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それでは又です。




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読破。
「物理法則はいかにして発見されたか」R.P.ファインマン著 江沢洋訳
一向に理解できなかった。
相も変わらず物理の本は難しい。
最後に量子電磁力学について書かれてあるがお手上げ。
それでも又しても次なる物理の本に挑戦するですかな。




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2007.5.10by 博多の森と山ちゃん



 

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