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6月18日 問題は付着なのか。。。



四六時中頭から離れず今だどうするか結論どころではない。
昨日早朝には茫洋としたその姿は思い浮かんではいた。
その時点、会社事務所で新聞に目をやりながらも視線はぼやけ空中に
浮かんでいるのは紙面の文字が織りなす内容ではなくそれがまさしく
動いている姿だった。




同内容はこちらブログでも読めます。





そこまで到達するのにはかなりの時間を要した。
試行錯誤それは失敗の連続でようやく辿り着いた答えではあった。
その時点では求めていた到着点だとの思いのみで製作し取り付けた。
試運転時よりその兆候は確かにあった。だがその一時的に解決手段を
施し実稼働時でも何ら問題は出ないであろうという安心に浸っていた。

実際稼働を始めるとその安心はいとも簡単に壊され次なる試行錯誤を誘った。
自信過剰になっていた訳ではないが何ら役目を果たしていないとの
言葉に何かしら胸騒ぎを覚えた。
一瞬それまでの苦労した過去が映像として頭をよぎる。
その感情は決して次なるものづくりに対しよからぬものであるのは
分かっている。容赦なく批判された自分なりの努力と苦労の成果である
そのものに対しての郷愁にも似た愛情はその時点で素早く脱ぎ去らなくて
ならない。
すぐさま次なる進歩を遂げなければならないと沸きたつ感情をひたすら
抑えこみ必死に次なる構想を自分のものにしようと脳を切り替えようとする。

即座にはなかなか転換図れない自分の脳はしばらくは大きな感情の渦に
巻きこまれている。
努めて口角を上げ目尻を下げ悲しみとの決別を図る。
それほどまでにそのものに対し深く大きなものを捧げていた事に
今更ながら驚き自分ながらのその深淵に自分で感心を覚える始末だ。

作り笑いを続けひたすら前進するポジティブな感情と脳を自分のもとに
するべく努める。

いつ何時浮かび上がるか分からぬインスピレーションを掴みそれを
図面化せねばならない。
そのためには寝ても覚めてもそのことばかりに知恵を絞り他のことは
空絵時に過ぎなくなる。
ものづくりは図面化されても造られ取りつけられそして動かされない事には
そのものの正体はそれこそ絵に書いた餅に過ぎない。

非難の中心である攪拌装置の次なる改良は既に図面化は手の働きだけで
可能で実際稼働させた状態もある程度空想ができる。
しかし、現内容の改造は一から作りだすのではないためまっさらな紙に
文字を書き始めるのではないだけに容易ではない。

大きな問題点は付着だ。
加熱を続けるとある程度は解決できる。しかし、構造の改良で何とかならないのか。
常に頭を支配する。
不必要であるはずのプライドと思い込みが他人を見る度、話す度に
滲み上がる。
密かに静かに浸透するうぬぼれを常に拭いさり馬鹿、間抜けと批判の
対象であるべく自分を常にユーモアという素晴らしき表現で
周りを席巻するべく心掛ける事こそが第一歩であり始まりのはずだ。


如何に攪拌し解(ほぐ)すかが汚泥乾燥の重要な出発点のようだ。
今頃になってようやく思いが至る。。。


それでは又です。



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2009.6.18by 博多の森と山ちゃん



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