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11月11日 【間伐】 木質バイオマスと木材チップ乾燥機



今回弊社は全く火気を使用しない木材チップ乾燥機を研究開発終了した。
乾燥効率が非常に良く安価で小型だ。
既に引き合いはあり乾燥テストそして商談を積極的に進めている。
今回より開発成功した木材チップ乾燥機の背景と開発経緯について
詳細に記載していきたい。







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木質バイオマスについて述べる以前にその木そのものの産業である林業。
その国内林業は輸入材におされ国内木材が売れない。輸送コストそして
高齢化、担い手がいない等様々な問題を抱えている。
森林は必ず間伐が必要でありそれをやらないと森は衰退の一歩を辿る。
又、木を間伐したとしても売れないために森に置かれたままの状態だ。
森林内に置かれ使用されない木材は林地残材と呼ばれこの使用は
現在僅か1%だ。
間伐材、林地残材の使用は国内の森林保全であり国土保全、
そして環境保全のはずだ。
森林が放置破壊されるとどうなるかは実体験しないと分からないでは
既に遅い。
先ずは国内林業で問題視されている間伐について記したい。
だが、私自身は林業に携わっているのではない。
あくまでもものづくり製造業の人間であり詳細は不明な点が多い。
そのため以下のホームページを簡略にまとめ記載した旨ご了承頂ければ幸いです。
詳細についてはリンク先のページを是非ご覧ください。


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間伐 日本の森を再生させるために


緑の列島

日本は、国土の約67%が森林だ。先進国の中では最も森林率が高い国だ。
カナダで54%、フィンランドの76%、スウェーデンの68%、イギリスで10%、アメリカでも32%。
文明国は緑を犠牲にして、土地を開発していくというのが海外の常識。
古くから文明が発達した国では、過去に極端な伐採が行われた形跡があり
森を失った文明は多くの場合、衰退していったのも過去の歴史が教えてくれている。

国内旅行等で緑の列島を実感できる。
広いと思っている平野部や都市部は、緑の海の離れ小島の存在でしかない。
日本は、平地やなだらかな台地が少なく、森林は急峻な傾斜地にある、というのも
森が守られてきた一つの理由だが、森林が残されているのは、日本人が
過去から現在に至るまで森を守るための努力を続けてきたおかげである。

統計によると、日本の森林が保有する木材のストックは、約35億立方メートル。
毎年の生長量は9000万立方メートルと推察される。
この毎年の生長量は消費してかまわない、あるいは消費されるべき木材。
そして、この数字は、国内の木材消費の80%以上にあたる。
つまりは、最大限に国内の木材を使えば、残りを外材に頼ればいい。
ところが、実際は国内の木材は20%以下しか使われておらず、残りは、
諸外国から輸入している。
事情を知らない外国人は、日本人は国内の森林資源を温存して、海外の森を
荒らしているという人もいる。
海外の森林を荒らしているのは事実だが、国内の森林を温存しているわけではない。

放って置いても自然のままに成長していく原生林はともかく、
人工林は人間が手をかけてあげなくては、まともに成長してくれない。
その中でも特に重要なのが間伐だ。
杉や檜などの針葉樹は、まっすぐ育てるために非常に多くの本数の苗木を植え、
成長にあわせながら数回にわたって間引きをくり返す。これが間伐だ。
間伐が行われなければ人工林は死んでしまう。
杉や檜が材として使用できないばかりでなく、山の保水能力がなくなり、
山崩れや大水の原因にもなる。だが、木材価格の下落により満足な間伐が行われず、
結果として日本中の人工林は未曾有の危機に瀕しているのである。


なぜ間伐が必要なのか?

人工林では、一定面積内に多くの苗木を植え、数年ごとに間伐をくり返し、成長にあわせ
適正本数を保つように調整している。その間伐ができなくなっている。
林業のことをよく知らない人の頭に浮かんでくるのはこんな疑問である。
そもそもたくさん苗木を植えるから、間伐しなくてはならない。
だとしたら、最初から30年後とか50年後の適正本数だけ植えればいいではないか、
という疑問である。
だが、そんな簡単な解決策があるのならとっくの昔に実行しているはず。
杉や檜、松などの針葉樹は密集して植えることによりまっすぐ育つ。
材として商品価値を持たせるためには、まっすぐな材が望ましいのである。
まばらに植えられた杉や檜は下の方が太く、先端に行くに従って細くなる。
木としては健全な成長ともいえるのだが、材としての商品価値は下がってしまう。

ここで、杉の人工林の作り方について。
まず、植林。この前に地ごしらえという作業がある。
地面を覆っている枝や葉を取り除く作業である。
3~4年の苗木を1haに2000本~3000本という単位で植えていく。
苗木を植えてから5~7年間は、下刈りという作業が続く。
7年を過ぎてもツル植物の排除は引き続き行われる。
10年を過ぎると枝打ちという作業が必要になる。
これは、木の下の方にある枝を取り払う作業。
木の成長にしたがって、裾枝打ち、背丈打ち、梯子打ちと次第に高い枝を落としていく。
これが、30年生近くまで計5回ほど行われる。

次がいよいよ間伐。8~10年頃から、育ちの悪い木、枯れかかった木、
あるいは育林木、つまり育てようとしている木のじゃまになる広葉樹などを伐採していく。
除伐で伐採された木は、かつては薪などに使われたのだが、
現在ではほとんど価値のないものになっている。
バイオマスエネルギーなどでの活用が待たれる。

間伐は、その後も5年おき程度に実施し、その都度10~25%が伐採される。
10年~13年目くらいまでの間伐は切り捨て間伐と呼ばれ、
除伐同様切った木材は捨てられるしかない。15年くらいになると、
間伐材でも商品価値を持つようになる。土地の地味や日当たりにもよるが、
直径が12~13cm程度になる。
そうして、40年~50年、あるいは70年程度で主伐ということになる。
もちろん、70年もの間丹誠込めて育てられた木は、高級建材として珍重される
はずなのだが、それすらも原木市場で買いたたかれているのが現状。
それほど、手をかけても報われないとしたら、間伐を行う意欲も失せる。
あるいは、意欲はあっても予算不足で人手を雇えないというケースもあるだろう。


間伐が行われていない人工林では

木の枝葉が茂っている部分を樹冠というが、この樹冠同士が接してくると、
地面に光が届かなくなる。
昼でも地面には日が当たらず、当然下生えも生えなくなる。
下生えがなければ、地表の栄養を含んだ土は雨で流れてしまい、
杉の成長も止まってしまう。
ひょろひょろと高く伸び、幹が太らないいわゆる線香林ができあがる。
ここまでなら、林業は衰退してしまうが、社会問題とまではならない。
このままでは日本の林業が衰退、滅亡してしまうというが、
外材が安く買えるのなら、それでいいではないかという人がいる。
線香林では、杉は根を張る力もなくし、木はひょろひょろだから、
ちょっとした風雪害で折れてしまい、大雨が降るたびに根こそぎ流れてしまう。
山は水を蓄える力をなくし、大水や山崩れといった災害を引き起こす。
災害が起きるのは山の麓の山村だけに止まらない。
上流の山が水を蓄えられなくなれば、大雨の度に下流の町が大水に襲われるという
ことにもなりかねない。
緑のダムとしての森林の機能、森林がいかに水分を吸収するかは、裸地の約3倍、
草地の約2倍といわれている。
さらに、森(日本中の森林)の持つ機能を貨幣価値に換算
(自然物が果たしている役割を人間が人工的なダムや浄水場で代用した試算)
してみると、単純に計算すると、もしも日本の人工林の内10%が間伐が行われないことで
森林としての機能を失ったら、年間に6.6兆円の損失ということになるのである。
さらに、そうした状態が何年、何十年も続けば地表の養分は完膚無きまでに
流れ去ってしまい、被害はさらに広がっていく。剥き出しになった山肌からは落石が絶えず、
雨が降るたびに泥流が川に注ぎ込み、それは海に至って養殖漁業を壊滅させる。

放って置いても緑は再生すると信じている人もいるかもしれないが、
山林から木がなくなり、山の地表が浸食されれば谷は土砂で埋められてしまい、
日本中が荒涼とした大地に覆われるといったイメージさえ浮かんでくる。


なぜ間伐ができないのか

人工林を守る上で欠かせない間伐だが、それが実行されていない
原因はさまざま挙げられる。だが、つまるところは経済的な問題である。
人手不足や不在森林所有者が増えているなどという原因も経済的な
問題さえ解決されれば、何とでもなるはずである。
30年~50年もかけて育てた立木1m3あたりのの価格は4000円~7000円
といわれている。ひどい場合には3000円台などということも。
これではまったくの赤字である。
超がつくほどの安価で輸入される外材との競争力を持たせるために、
末端価格があらかじめ決められている。
製材や市場での手数料は、適正な利益が乗せられている。
しわ寄せは、森林所有者に押しつけられているのである。
間伐材が利益を生むはずもない。
1980年を100としたときの2000年の立木価格はなんと34にまで落ち込んでいる。
それなのに、伐採にかかる賃金は149、苗木代は174になっている。

間伐を採算ベースで行うのは事実上不可能なので、特定の条件を備えていれば国や県、
あるいは市町村からの補助金が出ることになっている。
金額は条件によって異なるが、間伐にかかる経費のほぼ70~80%に及ぶ。
問題なのは、それほどの補助金があっても赤字になるから間伐ができないという
事実である。
だが、赤字だからと手をこまねいていれば、状況はさらに悪化するばかりである。
ここでは、現実的な打開策を考えてみよう。
まず、労働力と資本の集約。日本の民有林では林家、つまり森林経営者の中で
所有林が5ha以下の林家が全体の約75%を占めている。
面積比で見ると約25%。小規模の森林経営者がばらばらに行動していては、
現在の森林不況の波を乗り切れるとは思えない。
全国に1200近くある森林組合などの共同組織に加入したり、協同組合の設立などを通して、
間伐、主伐、輸送などの労働力を集約することが先決である。
さらに、そうした各森林組合の合併や協同による人力、機械力の集約も検討すべきだろう。
さらに、その先に共同の製材工場などをもつことができるようになれば、理想的だ。
国や県にも、補助金だけではなしに、こうした山村の構造改革を促進する施策の
更なる充実が求められる。
もうひとつは、これまでの林業の常識を疑え、というもの。
1haに3000本の苗木を植えるというのは、除間伐をはじめとした間伐材の用途が
例えば薪や炭、足場などなどに利用され、捨てるものがない
時代の常識だったのではないだろうか? 
確かに、密集して植えなければまっすぐな杉は育たないにしても、もう少し少なくても、
あるいは半分の1500本でも状況によっては杉の生育は可能なのではないか? 
また、現在の杉の人工林では下生えはあるが、広葉樹が混在するような
林はほとんど見かけない。
だが、杉や檜がある程度育ってしまえば、有用な広葉樹を残すことは、
杉や檜にとってプラスにはなっても、マイナスにはならないという。
広葉樹の落ち葉がより地味を上げる効果も期待できる。
これは鋸谷式間伐で知られる鋸谷茂氏が「究極の人工林」として注目している
伊勢神宮の宮域林で現実に行われている造林法だ。
この宮域林では、胸高直径の檜を少しでも早く育てるために、間伐をくり返しながら、
広葉樹も混在させている。
そして、私たち都会に住む人間にできるのは、国産材を使って家を造ること、
間伐材を使った製品を積極的に使用すること。
補助金などの速効性のある施策も必要だが、日本の林業を魅力ある産業にしていく
ための方策を日本中で考えるべき時が来ていると思うのである。


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以上間伐 日本の森を再生させるためにのページから抜粋させて頂いた。
詳細については是非リンク先のページを熟読して頂きたい。


弊社で今回開発した木材チップ乾燥機を研究開発開始したのは県のある機関の方の
相談に始まった。
その方は弊社のホームページでの汚泥乾燥機の情報に興味を持たれお越しになった。
数多くある乾燥機の中でなぜ弊社に目を付けたかと言うと火、火気を使用しないという点だ。
火気バーナ使用はCO2、煤煙発生となり環境保全、地球温暖化を目指す時代に逆行する。
林業再生のため間伐材、林地残材をバイオマス燃料として活用したい。
利用可能にするためには乾燥工程が必要でありその際なるべく環境負荷を避けたい
との内容であった。
日本国内の散々たる林業の現状を教えて頂くに連れ弊社としても何とか林業を救う事は
できないのかとの思いが強くなって行った。
県の機関の方からは一切補助金、お金は出ないとのお話ではあったが
無碍に断るわけではなく進んで木質バイオマス燃料製造工程で必要な
木材チップ乾燥機の研究開発に着手した。
今にして考えればこの世に役に立てればとのささやかな意欲のためだろう。
全て自社での借金にて賄い最近ようやく木材チップ乾燥機を完成できた。
今後この乾燥機の内容についても詳細に記していきたいと思う。


木材チップ乾燥機のページ

木材チップ乾燥機のカタログ



それでは又です。


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2009.11.11 by 博多の森と山ちゃん


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